目の前にはデッカい建物。横には目をきらきらと輝かせている楓。
俺は「華川水族館」と書かれた看板を見上げた。
へー。ここが水族館ってやつか〜。結構でけーんだな。
楓がわくわくた声で言った。
中に入るためにはどうやら「ちけっと」というモノを買わなければいけないらしい。本当に人間はめんどくさいと思う。だってわざわざ変な紙を渡さなきゃなにも貰えないとかひどくね?いいじゃん。好きにとってけばさー。俺なんか未だに手間取ってるもん。
俺がやるとなんか変なことになりそうだから交渉は楓に頼んだ。ん?頼りっきりじゃないかって?そんなことねーし!これからがんばるから!
俺達はチケットを受け取って中に入った。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。