第5話

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2024/06/02 09:26 更新
くしゃりと心が潰れる音がした。
セラフダズルガーデン
自分でもびっくりするくらいドキドキしているんだ…
セラフダズルガーデン
凪ちゃん、俺恋しちゃったみたい…
胸を押さえて、またたらいへ視線を戻すセラ夫に、私は何も言えず放心してしまった。
同じ人を好きになってしまった。それも大事な親友と同じ人を…
四季凪アキラ
っ……、
胸が詰まる、私はどうしたらいいの?今からでも私も好きなんですよってつたえたほうがいい?でも、そんなことしたら、セラ夫が傷つける。
セラ夫は、私を嫌いになるかもしれない。
セラフダズルガーデン
俺、決めた!
四季凪アキラ
え、?
私が悩んでいる間にもセラ夫はどんどん話を進めていってしまう。
セラフダズルガーデン
俺、ひばりに振り向いてもらえるように頑張ろう!
セラフダズルガーデン
凪ちゃん!応援してくれる!?
私の両手を握り、セラ夫は必死な目で見上げてくる
四季凪アキラ
あ……。
私もたらいが好き。
頭で考えるより先に、そう伝えたいと口が動いた。
でもすぐに、私は唇を引き結ぶ。
私が自分の想いを明かしてしまったら、この関係が壊れてしまうんじゃないか。
私はセラ夫に数え切れないほどの助けてもらった。なのにその恩を仇で返そうとしている。
セラ夫を傷つけず、親友同士でいられる方法。
それは一つしかない。だから…。
四季凪アキラ
応援しますよ、セラ夫
私はたらいへの想いに蓋をすることにした。
セラフダズルガーデン
ありがとう!
ぱっと表情を輝かせて、セラ夫が抱きついてくる。これで良かったんだ。心で泣きながら、私は笑う。辛いのに笑うってこんなに苦しんだってこと。産まれて初めて知った日だった…、

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