《朝》
目が覚めると、
リビングから小さな掃除機の音が聞こえた。
時計を見ると、まだ7時。
そっとリビングを覗くと、
ジュンソが部屋を掃除していた
ベージュのパーカーにスウェットというラフな格好。
裾が少し乱れていて、
寝起きの無防備な横顔が愛らしい。
声をかけると、彼はゆっくり振り返って微笑んだ。
照れくさそうに頭をかきながら呟く。
その何気ない言葉に、またドキドキした。
彼は立ち上がって、掃除機を片付けながら振り返った。
その誘い方が優しすぎて、断る理由がなかった。
玄関を出ると、冷たい風が頬を撫でる。
並んで歩くと、
ジュンソの指が一瞬だけ私の手に触れた。
《昼》
今日の夜ご飯はみんなで作ることに。
ジャンケンの結果、
ゴヌと2人でスーパーへ買い出しに行くことになった。
明るく笑う彼の横を歩く。
ふとショーウィンドウに映る2人の姿。
少し見上げるたび、彼の笑顔がまぶしい。
そう言って、自然に袋を受け取る。
筋の通った腕が頼もしい。
そう言ってニカっと笑う彼の無邪気さに、
思わず吹き出してしまう。
そう言って荷物を持ち真っ直ぐ前を向いて歩くゴヌは
目線が高くて、その精悍な横顔を見上げてしまう。
さっきまでふざけてたのに、
急に大人っぽい顔に変わった。
その言葉が、やけに自然で——
その奥にある強さを、初めて見た気がした。
《夕方》
帰ってきて、みんなで夕食の準備。
私はキッチンで野菜を切っていたけれど、
気づくとすぐ横にアルノが立っていた。
小さな声でそう言いながら、
包丁の持ち方をそっと直してくれる。
甘く優しい声が耳の奥に残る。
そのまま2人きりの共同作業が続く。
彼はあまり話さないけれど、ずっと気にかけてくれて、
目が合うとニコッと笑うんだ。
アルノがふと口を開いた。
彼の声が、包丁の音と混じって、妙に近く聞こえる。
顔を上げると、アルノが小さく微笑んでいた。
その笑顔が、静かに胸に刺さった。
《夜》
夕食後、片付けを終えてソファでくつろいでいると、
リオがひょいと顔を出した。
と小声。そのままこっそり、二人で部屋を抜け出す。
横浜の街を歩くと、風が少し冷たい。
寒そうにしてたのにすぐ気付いて、
自分の上着をかけてくれる。
彼がそう言って、ふっと笑う。
その笑顔があまりに真っ直ぐ、胸に飛び込んできた。
少しふざけたように言いながらも、
瞳の奥は真剣だった。
《インタビュー》
「誰が“真実の恋”をしているのか…?」
現時点で、夢主さんの"1番気になる相手"は誰ですか?
アンケート
1番気になるのは?♡
ジュンソ
17%
アルノ
40%
リオ
24%
ゴヌ
19%
投票数: 209票
次回はペアデート企画です♡♡












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。