第3話

  ♥ / 𝟢𝟤  
52
2026/02/27 07:00 更新








   歌音   
   歌音   

  んーー ,
  でもこれ 𝟣𝟢万しないのよね  

   菜乃   
   菜乃   

  私の財力じゃ 𝟣𝟢万の買い物
  なんて そうそうできないよーー  

   歌音   
   歌音   

  ふふ ,そうかしら?  


   得意げに バッグの自慢をしてきた歌音は ,
   菜乃がすごいと褒めると 満足そうにその場
   を 離れていった 。
(なまえ)
あなた

  本当にすごいね 歌音さん 。
  毎日違うバッグ 持ってない?  

   菜乃   
   菜乃   

  名門私立だからね 。
  逆に 私達が珍しい人種かも( 笑 )  





     ガラ ッ ..
   蒼矢   
   蒼矢   

  ...  


   蒼矢の入室と共に 先程まで賑やかだった
   クラスはしーんと 静まりかえった 。

    そんな教室で いたる方向から ひそひそ
    と 噂話が飛び交っている 。

   クラスメイト   

  蒼矢( そうや )が来たぞ  

   クラスメイト   

  蒼矢って ずっと登校拒否してた?  

   クラスメイト   

  そうそう 。退学するんだって 。  
   今日 荷物取りに来たらしいよ




   蒼矢は ,全校生徒規模による
   集団シカトで 退学に追い込まれた ___ .
   
    クラス中の視線を集めながら 整理した
    大荷物を抱え ,蒼矢が教室を出ていった
    瞬間 ,先程までの賑やかな雰囲気は戻る 。
    
   クラスメイト   

  こえーーーーー ..  

   クラスメイト   

  すげえ 幽霊みたいになってたな  

   クラスメイト   

  やっぱ〈 赤札 〉貼られてから  
  𝟤ヶ月もたなかったな あいつ 。  



   ことの始まりは ,
   彼が学園を司る𝟨人の男子 通称〈 F𝟨エフ・シックス
   に 目をつけられたときからだった ____







   樹   
   樹   

  おい ,
  ぶつかっといて言う事ねえの?  

   蒼矢   
   蒼矢   

  え? ああ ,すみません  

   ジェシー   
   ジェシー   

  あーー ,
  これ俺が昨日樹にあげた靴 。  
  汚れちゃってんじゃん!

   樹   
   樹   

  どうしてくれんの?  

   蒼矢   
   蒼矢   

  どうするって ..
  えっと ,それ弁償します 、  

   樹   
   樹   

  へぇ ,これ 𝟥𝟢万のシューズ  
  だけど お前払えんだ?

   大我   
   大我   

  調べたんだ( 笑 )  





   そんなこんなで 当然𝟥𝟢万なんて 一括で払える
   訳もなく ,次の朝 蒼矢くんが自身のロッカー
   を開けると そこには〈 赤札 〉が貼ってあった 。

    これは ,彼らからの宣戦布告 。
    かつて 男らしく人気者だった蒼矢くんは ,
    その一件で 学園の除け者にされてしまった 。

(なまえ)
あなた

  ( 可哀想だな ,蒼矢くん 。)  




   クラスメイト   

  でも最高に格好いいよね F𝟨!
  わたしは 髙地くんが好きーー!  

   クラスメイト   

  松村くんのパパ ,今年の長者番付  
  に 載ってたでしょーー! 凄い!  


   @   

  𝟤人 〉
  なんてゴージャスなの!  

(なまえ)
あなた

  ..( 脳みそくさってる 、)  



   クラスメイト   

  ねえ今日 デパートいかない?  
  すっごい いいとこ見つけたの

   クラスメイト   

  あーー いいじゃん 行く!  

   クラスメイト   

  ね ,あなたの下の名前さん達もどう?  

(なまえ)
あなた

  .. わたし今日バイトあるから ,  
  また今度でもいいかな?

   クラスメイト   

  えーーー! バイトしてるの!?  
  社会勉強? 偉いねえ 

(なまえ)
あなた

  そんなんじゃないよ( 笑 )  
  単なる お小遣い稼ぎだから  

   クラスメイト   

  そっかーー ,お小遣い貰っても  
  すぐなくなっちゃうもんね ..

   クラスメイト   

  わたしなんて少ないのよ ,  
  毎月𝟪万円だもの ..

(なまえ)
あなた

  ..( 𝟥千円の人 → )  




   クラスメイトが 一人退学するっていうのに
   デパートに行くという 友達 。

    私には ぜんっぜん理解できない
    きっとみんな ,調子いいだけの友達 。

   こういう 価値観の差や イラッとしたことが
   あったときに 発散するための日課がある 。




    ー 星稜学園 校舎裏
(なまえ)
あなた

  はあーーー ..
  やっぱり ここが一番落ち着く ,  


   日課っていうほど 大したこともないが ,
   誰もいない校舎裏で 本を読んだり ,時には
   叫んでみたり 自分の好きなようにする時間が
   大好きで ,ここには毎日訪れている 。



   @   

  あ ,いつも叫んでる人だ 。  
  今日は叫ばないの?

(なまえ)
あなた

  !?  










  毎回いいねしてくださる方や お気に入りに登録
  してくださっている方が チャプターを投稿する
  度に増えていて 嬉しい限りです っ ̫ ᴗ⸝⸝˘🤍









プリ小説オーディオドラマ