第6話

第5話<病院>
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2024/12/10 10:00 更新
(なまえ)
あなた
___大神くん
そっとドアを開けると大神くんがいた
彼はベッドの上で体を起こしながら窓の外を見ていた。
大神くんは私を見て一瞬驚いたが、いつものように目を細めてくしゃっ、と笑った。
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センセイ
嬉しそうな声の儚さに
今にも泣きそうだった。
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久しぶりだね、センセイ
(なまえ)
あなた
大神くん……
明らかに痩せていた

何か重いものが押しかかってくるようなそんな気がした。
痩せたわね、とも
元気にしてた?とも言えなかった。
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……雪、降ってるね
(なまえ)
あなた
……そうね
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センセイみたい、綺麗で儚くて
___ダメだ。このままでは泣いてしまう。
泣きそうになっていることを隠すために必死で笑いかける。
(なまえ)
あなた
これ、大神くんが書いたものでしょう?
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バレた?
(なまえ)
あなた
___大神くんしかいないじゃない。
スケッチブックに書かれた絵、それは穏やかな表情で微笑む私だった。
全て、彼が放課後に書いたものだ。
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こんなふうに笑うよね、センセイって。
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俺がセンセイの表情で一番好きな表情。
見ててほっとするっていうか
照れくさそうに言った。
その表情もどこか力なかった。
___神様、彼がどんな罪を犯したというのですか?

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