樹side
北斗とまた明日も約束できた!
今はもう夕食も食べ終わって暇な時間
消灯時間も近づいてる
周りからは寝息が聞こえてくるが、俺はなかなか眠れない。
電気が消えた。
消灯時間がきたらしい
もう少したったら抜け出そう。
そう思って俺は寝返りをうった
今は深夜1時
抜け出す!
静かにドアを開けて閉めた
そして薄暗い廊下を歩く
俺は雑誌コーナーで立ち止まった。
ここで北斗にあったんだよな
樹「北斗…」
北斗「呼んだ?」
樹「え…?!」
北斗「寝れなくてさ」
樹「俺と一緒じゃん笑」
北斗「え、まじ?笑」
樹「屋上行こ」
北斗「え、屋上って鍵開いてんの?」
樹「うん!鍵掛けられてないんだよ」
北斗「へー」
「設備あまいね」
屋上に着いた。
今日は星空が綺麗
北斗「綺麗だね」
樹「へ?」
北斗「ん?さっきの心の中で言ったつもりだった?」
「今日は星空が綺麗って」
樹「うん」
北斗「樹ってよく屋上来てたの?」
樹「うん!でも、こんなに綺麗な空は今まで1度もなかったよ」
「北斗がいるからこんなに綺麗に見えるのかな」
北斗「…なにそれ笑」
冗談じゃないのに冗談だと思われちゃったかな
俺は今こんなに顔が赤くなってるのに
北斗「樹なんでそっち向いてんの?」
樹「べ、別にいいじゃん」
そう言うとシーンと静まり返った。
俺、やばいこと言っちゃったかな?
北斗、何か言ってよ
そう思っていたら目の前に北斗の顔があった
樹「わっ!!」
北斗「さすがに驚きすぎじゃない?笑」
「反応可愛いね」
樹「なっ…!!俺可愛くなんかないし!男だし!」
北斗「男でも可愛いは可愛いよ」
「俺今まで男同士でキスはなしだと思ってたけど樹ならいいよ」
北斗のその言葉に驚いた
もしかして、俺の事恋愛的に好きなの?
樹「そ、そうなんだ」
北斗「樹は?俺とのキスどうだった?」
樹「べ、別に嫌じゃなかったよ」
「あ、あのさ、そうゆうキスとか初めてだったから恥ずかしかったの」
北斗「ふーん」
恥ずかしくて俺は俯いた。
そしたら北斗に顔を掴まれた
樹「な、なに?」
北斗「キスでもしちゃう?」
樹「…は?!」












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。