第38話

番外編【もう一人の兄】
4,599
2023/08/07 21:42 更新
※今回の話には魔王竜の内容が少し含まれています。
※イジスとは和解して一緒に住んでいるという設定です。
私は今、1人で街の視察をしています。
テスタは今、外交で国に居ないし、ウルティマとカレラもそれぞれの仕事があるからこれくらいは1人でも大丈夫でしょうと思っていたら…。
エミルス
エミルス
あなただ。
やっと見つけた。
(なまえ)
あなた
え?
兄さん…では無いですよね?
誰ですか?
エミルス
エミルス
お前のもう一人の兄だよ。
さぁ、俺達の家に帰ろう。
そう言って兄さんに似ている人は私の手を掴みました。
(なまえ)
あなた
ちょ、止めてください!
本当に誰なんですか?
わたしの名前も知ってましたし…。
何で兄さんの姿をしてるのですか?
エミルス
エミルス
だから、言ってるだろ?
俺はお前のもう一人の兄だって。
ここの奴らを殺されたくなかったら一緒に来いよな?
(なまえ)
あなた
っ…。
リムル=テンペスト
リムル=テンペスト
あなた!!
そいつに近づくな!!
兄さん!!
え?このひと兄さんの知り合いですか??
兄さんの知り合いにこんなに兄さんに似た人いましたか?
悪魔3人娘
悪魔3人娘
あなた様/我が君!!
ベニマル
ベニマル
あなた様!!!
エミルス
エミルス
チッ来たかよ、リムル=テンペスト。
リムル=テンペスト
リムル=テンペスト
エミルス、何で俺の妹を連れて行こうとする。
あ、この人エミルスって言うのですね…。
初めて知りました…。
エミルス
エミルス
別に良いじゃねぇか。
俺はお前でもあるからな。
こいつは俺の妹でもあるんだよ!
どういう事ですか…???
リムル=テンペスト
リムル=テンペスト
わかりそうでわからない理論使うな!
(なまえ)
あなた
???????
この状況についていけてないのは私だけですか?
何なんですか…これ…。
ベニマル
ベニマル
あなた様、早くこちらに!
(なまえ)
あなた
あ、はい!
エミルス
エミルス
おっと、危ねぇな。
彼奴等にとられるところだったぜ。
(なまえ)
あなた
離してください!!
エミルス
エミルス
兄の言う事が聞けないのか?
悪い子だなぁ…。
悪い子にはオシオキしないとな。
(なまえ)
あなた
はぁ…?
そう言うとエミルスはいっきに顔を寄せてきました。
少し動くとキスしてしまいそう…。
エミルス
エミルス
これでも余裕でいられるか?
(なまえ)
あなた
やめてくれませんか?
私には恋人が居ますし。
エミルス
エミルス
兄妹でキスくらい良いだろ。
エミルスがキスしようとした時…
ガンッ!!
兄さんがエミルスの頭に膝蹴りをかましたんです。
本当に助かりました……。
エミルス
エミルス
痛っ!!
急になにするんだ!
リムル=テンペスト!!
リムル=テンペスト
リムル=テンペスト
それはこっちのセリフだ!
急に俺の妹にキスしようとするな。
このセクハラ野郎が。
エミルス
エミルス
誰がセクハラ野郎だって?
リムル=テンペスト
リムル=テンペスト
お前のことだよ!
私は兄さん達が言い争ってる間に悪魔三人娘の所に避難しました。
テスタロッサ
テスタロッサ
あなた様!
あいつに変な事はされてませんか?
ウルティマ
ウルティマ
あいつに汚されてないよね?
カレラ
カレラ
そんな事があったら私、あいつぶっ飛ばしてくる。
(なまえ)
あなた
別に大丈夫ですよ。
ベニマル
ベニマル
あなた様!
あいつに変な事されてませんよね!
(なまえ)
あなた
大丈夫ですよ、ベニマル。
エミルス
エミルス
あ!
逃げられちゃったかぁ。
まぁまた後日来るか。
リムル=テンペスト
リムル=テンペスト
もうこなくて良い!
エミルス
エミルス
次こそ連れて帰るからな。
待ってろよ、あなた。
エミルスが帰ったあと兄さんに説明を求めました。
(なまえ)
あなた
兄さん、あれは誰なんですか?
何で兄さんの姿に似ているのですか?
あの人は兄さんの知り合いですか?
リムル=テンペスト
リムル=テンペスト
知り合いって言ったら知り合いだな。
彼奴は『イジス』ってやつが作った俺の偽物なんだよ。
(なまえ)
あなた
兄さんの偽物…?
リムル=テンペスト
リムル=テンペスト
あぁ。
前に一度戦ったんだが…その時はあなたいなかったもんな。
何時のことでしょうか…。
(なまえ)
あなた
何時ぐらいですか?
リムル=テンペスト
リムル=テンペスト
えっと…あれは俺達が魔王になってすぐぐらいか?
ベニマル
ベニマル
確かそれくらいでしたよ。
(なまえ)
あなた
あぁ、ならいないのも納得です。
魔王になってすぐはあっちこっちに出張で行ってましたし。
リムル=テンペスト
リムル=テンペスト
あぁ。
その時俺達は『シンシア』って子の夢の中に入れられてな。
そこでさっきのエミルスと偽物クレイマン所に戦ったんだ。
(なまえ)
あなた
クレイマンの偽物までいたんですか…?!
リムル=テンペスト
リムル=テンペスト
あぁ。
『イジス』の能力で作ったみたいでな…。
(なまえ)
あなた
凄い人も居るんですね…。
イジス
イジス
あら?
こんな所にいた。
何してるのリムル。
シンシア
シンシア
パパ〜!!
探しましたよ〜!
兄さんに似た女の子?
もしかして…
(なまえ)
あなた
貴女がシンシア?
シンシア
シンシア
はい!
私がシンシアです!
貴女は…あなたさんですか?
(なまえ)
あなた
何で私の事…。
イジス
イジス
私が教えたのよ。
いずれ貴女の偽物も作ろうとしてたんだけど、聞いたこと無い種族になっちゃって…。
魔力と魔素が足りないから諦めたのよ。
(なまえ)
あなた
じゃあ、貴女がイジスさんですね?
イジス
イジス
そうよ。
なるべく顔を合わせないように逃げてたのに…。
シンシア
シンシア
私は素直にあなたさんが何処にいるかわかりませんでした!
なるほど、私は最近執務室にこもっていたからこの2人が街をうろうろしても気づかないわけですね…。
(なまえ)
あなた
私は基本的に自分の執務室にいますよ。
シンシア
シンシア
あなたさんの執務室はどこですか?
(なまえ)
あなた
兄さんの執務室の近くにありますよ。
シンシア
シンシア
え?!
全然気づきませんでした…。
(なまえ)
あなた
また今度案内しますよ。
シンシア
シンシア
本当ですか!
やった〜!!
リムル=テンペスト
リムル=テンペスト
おいイジス。
何でエミルスが鏡の外にいるんだ?
イジス
イジス
はぁ?
知らないわよ。
あの子達は自我があるから勝手に抜け出してるんじゃない?
リムル=テンペスト
リムル=テンペスト
そんな曖昧な…。
シンシア
シンシア
あの怖いパパがどうしたんですか?
リムル=テンペスト
リムル=テンペスト
いや、さっきエミルス彼奴が来てな。
あなたを自分の所に連れて帰ろうとしたんだよ。
リムル=テンペスト
リムル=テンペスト
あなたはその時出張とか外交で居なかったから知らなくてさ…。
シンシア
シンシア
本当ですか?!
イジス
イジス
只々自分の夢を現実にしたいだけじゃない?
私が使った中にあなた=テンペスト妹的存在は居なかった。
恐らくエミルスは妹を手に入れれば貴方と変わりないと思ったんじゃない?
リムル=テンペスト
リムル=テンペスト
そんな無茶苦茶な…。
イジス
イジス
まぁ、気おつけなさい。
あの子も鏡を出入りできるってことは何時来るかわからないってことだからね。
(なまえ)
あなた
わかりました。
ありがとうございます、イジスさん。
イジス
イジス
フン、例を言われる筋合いは無いわ。
その後、イジスさんとシンシアと離して仲良くなりました。

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