第5話

04
403
2024/05/13 06:53 更新
(なまえ)
あなた
おはざーす
蘇芳
蘇芳
あ、あなたの下の名前ちゃんじゃん
おはよう、
(なまえ)
あなた
...はよ、
蘇芳
蘇芳
相変わらずツンケンしてるね、もうちょっと仲良くしようよ
(なまえ)
あなた
ふんっ、うるさい
桜
桜
おまっ、顔...
(なまえ)
あなた
あ”?
楡井
楡井
あばばば、あなたの下の名前さん顔怪我してますよ!
(なまえ)
あなた
んぇ...嘘だ、なわけない
蘇芳
蘇芳
ほら、自分で見てみてよ
手鏡を渡され自分の顔を見る

おでこから血が垂れている

鼻血も出てるし、

全体的に軽症ではない

まあ自分元気ピンピンなんだけど
(なまえ)
あなた
ありゃ、気づかなかった
蘇芳
蘇芳
普通気づくと思うけど...そゆとこ天然なんだね
(なまえ)
あなた
なに言ってんの、こいつ...
桜
桜
お前それ、どうすんだよ怪我
楡井
楡井
そうですよ!菌が繁殖して悪化しますよ!
(なまえ)
あなた
んなもん放置だ、放置
楡井
楡井
え”ぇ”ッ、ダメっすよそれ!
(なまえ)
あなた
だってめんどいもん、別に水で洗っとけば治るでしょ
桜
桜
馬鹿かお前、なわけねえだろ
(なまえ)
あなた
るせ黙れ、私がいいって言ってんだよ
蘇芳
蘇芳
はぁ...やれやれ
そう言うと私の腕をガシッと掴んだ
(なまえ)
あなた
なにすんだ、このやろ...
蘇芳
蘇芳
何って...保健室に行くんだよ
君このままだと絶対そのままにするでしょ?
蘇芳
蘇芳
後から困るのはあなたの下の名前ちゃんなんだよ?今治療しないと悪化しちゃうよ?
(なまえ)
あなた
ッ、うるさいな、お前は私のお母さんかよ!
そういってジタバタすると少し力を強めて、
蘇芳
蘇芳
保健室、いくよ
ドスの聞いた声でそう言うとさすがの私でも反論できない
(なまえ)
あなた
んぐ...
楡井
楡井
お大事にしてくださいね、
蘇芳
蘇芳
じゃあ俺はあなたの下の名前ちゃん連れてくからまた後で
(なまえ)
あなた
...くっそぉ!






in 保健室
蘇芳
蘇芳
目、瞑って
(なまえ)
あなた
んん...
視界が真っ暗になる

おでこにガーゼを貼っているのがわかる
蘇芳
蘇芳
次はこっちだね、痛いけど我慢してね
消毒液を染み込ませたガーゼを頬の傷に当てる

じんわりと鈍い痛みが広がる
(なまえ)
あなた
痛い痛い、むりむり
蘇芳
蘇芳
こーら動かない、じっとして
(なまえ)
あなた
んぐぐぐぐぐ、いいって、やめろ...
こう、無理やり押さえつける感じで絆創膏を貼られた






蘇芳
蘇芳
はい、終わり
お大事にね
(なまえ)
あなた
ふん、
蘇芳
蘇芳
なんだよー、お礼もないのかい?
(なまえ)
あなた
だって私から頼んだわけじゃないし...
蘇芳
蘇芳
お礼は、ないのかい?
圧つよ
(なまえ)
あなた
アザス...(小声)
蘇芳
蘇芳
どういたしまして
すると蘇芳は私の隣に座ってきた
(なまえ)
あなた
何?近いからやなんだけど、
蘇芳
蘇芳
この怪我ってさっきの喧嘩だよね?
(なまえ)
あなた
さっきって何?転んだだけだし
蘇芳
蘇芳
嘘へただね、正直に言いなよ
(なまえ)
あなた
だからほんとに転んだだけだって...
蘇芳
蘇芳
ふーん、それならまあいいけど
蘇芳
蘇芳
自分は大切に、ね?
(なまえ)
あなた
うるさい、関係ないし
そう言うと私の手をそっと握った
(なまえ)
あなた
は、はぁッ!?何勝手に触ってんの!やめろって、
蘇芳
蘇芳
じゃあ許可とればいいのかい?握ってもいいですかー
(なまえ)
あなた
そゆことじゃねえッ!何だよさっきから、私に付きまとうみたいな...
蘇芳
蘇芳
心配なんだよ、君が
(なまえ)
あなた
は?
蘇芳
蘇芳
まだ会って数日だけどね、でもわかったんだ
蘇芳
蘇芳
君は優しい人だ、優しいがゆえに自分を犠牲にする
(なまえ)
あなた
は、はぁ...さっきから何言ってんのかさっぱりだけど、
蘇芳
蘇芳
きっとあなたの下の名前ちゃんには守りたい人がいるんでしょ、でもそれと同様に君だって誰かに守られるべきだ
(なまえ)
あなた
なに、私が雑魚って言いたいの?
蘇芳
蘇芳
んー...相変わらず鈍感というか、なんというか...
(なまえ)
あなた
さっきから喧嘩売ってる?全然買うけど、
蘇芳
蘇芳
君と喧嘩はしないよ、
蘇芳
蘇芳
まあ最低限自分を大事にしてほしいだけ
(なまえ)
あなた
なに言ってんの?別に私誰かに守られるほど弱くないし、むしろアンタがその立場なんじゃない?
私を席を立つを彼はそれをただ見るだけだった
(なまえ)
あなた
そんなこと微塵も考えてないし、私は私だから
(なまえ)
あなた
関係ないのにいちいち首突っ込んでこないで
そう吐き捨て保健室を去った

その時の彼の顔は哀しそうだった

プリ小説オーディオドラマ