第6話

『 所謂ヒロインちゃん登場 』
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2024/05/04 05:38
     



クラスの人達がひそひそと話している ...
ということもなく 、 見たところ普通の
クラスのようだった 。

それでも 、 私が入ってきたら静まり
皆逃げる様に席に着いた 。

否私先生じゃないんですけど


邪魔とか言われるとむかつくから .. って言われて
いるのを聞いた記憶がある
というか記憶から引っ張り出すの面倒臭い

(なまえ)
あなた
   ...  、

流石にぼっちで座っているのも辛い上 、
誰も話し掛けてくれるような人が居ない 。

終わった !!!!!!!!!!!!!!!!
私の人生お先真っ暗過ぎて流石に笑えない



と思いつつ (?) 支度を済ませる

(なまえ)
あなた
   ほんとにやることなくなった  ..


寝たフリ .. でもするか
と腕の輪の中に顔を埋めると前から声がした 。
[ ? ]
     ..  あなたの名前(片仮名)嬢が寝てる  .....

(なまえ)
あなた
   .. ぇ  、  あ   ......

やばいこわい ………

皆良く初対面に話し掛けれるよね !! 尊敬

見つめているとその人は直ぐぎょっとした顔になった 。
[ ? ]
   わぁあ っ ..  すみませ  、 起こすつもりは
無くって .. !!!
     これ  、 見たところヒロインポジじゃないかな
やば 、 これ見られたら殺されそう

名前 .. はコール ・ ユミ ……
え絶対ヒロインちゃんじゃんてか可愛いな
_ユミ@[  🎀  ]_
ユミ[ 🎀 ]
   ほんとにすみません  、  ごめんなさいっ  ..
(なまえ)
あなた
   え  、 ぁ  ..  い  、  良いんだけど
何時まで謝ってるの ... ??
      ぺこぺこと謝る彼女にそう言うと  、
さらに焦った様な顔に変化してしまった
_ユミ@[  🎀  ]_
ユミ[ 🎀 ]
   あ  、  ほんとにごめんなさい  、!
癖が出て .. すみません 、 っ
(なまえ)
あなた
   ちょあの  .. 謝んないで   、  ?
_ユミ@[  🎀  ]_
ユミ[ 🎀 ]
   ..  へ  、  ?


[ ? ]
   ..  さっきから煩いわ  、
辞めくれん ??

(なまえ)
あなた
    ..    ほんとだ  、  すみません  、
      知らない声にハッとして周りを見ると  、 
顔を顰めた方々が沢山いた 。

あぶな 、 これ以上やったらヤバそう

教室なんてこんなもんだよ !!!! もっと喋って !!!!
なんて言える筈もなく 、 きゅっと口を閉じる
[ ? ]
   へぇ  、  アンタの口から謝罪の言葉  、
出てくるんや 、 ( 笑 )
(なまえ)
あなた
    ..   ェ  、 人をなんだと思ってるんですか  …
     多分こいつは  ..  なんだっけ
ボンベ ・ ゾム … 誰こいつ
流石令嬢 、 人の名前覚えてるんだな
と勝手に脳みそに入っている名前を思い出し
ては感心する
ゾム[ 💣 ]
   我儘  、  性格最悪  、  能無し
(なまえ)
あなた
   お前怖いもの知らず過ぎるって  ..
   


お前とか調子乗って言っちゃったけど大丈夫かな
嫌でも最悪権力で
社会的に抹殺すれば .. と物騒なことを考え
るものの 、 相手にはお見通しなようで
ゾム[ 💣 ]
   ま  、  俺が言ったところ陰口を吐いたところ
で俺らを消して困るのはお前やからな
ゾム[ 💣 ]
   消したりでもしたら  、  
お前の婚約者が婚約破棄でもするかも ..
なんてな ( 笑 )





多分元の子此奴嫌いそうだな 、 とふと思う

だって思い通りにならない奴 、 嫌いなんだから

そう考えつつ 、 言葉の意味を理解しようとする


.... 婚約者 ???
待ってくれ記憶の片隅にすら居ないぞ此奴
余程嫌い過ぎで記憶から追い出したのだろうか
(なまえ)
あなた
    失礼ながら婚約者って
ゾム[ 💣 ]
   ..  え  、  忘れたん  ???


_ユミ@[  🎀  ]_
ユミ[ 🎀 ]
   あの  ~  お二人樣  ..  HR始まりますよ ..  ?
(なまえ)
あなた
   ほんとだ  、  ありがと  (  笑  )

やば 、 あぶな ( 2回目 ) と安堵しつつ
席にがたりと音を立てて座った 。

拍子抜けしたユミさんの顔が見えたのはきっと
気の所為 .. ( 2回目 )

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