第2話

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2023/08/31 13:14 更新
学校の帰り道、ボロボロアパートが目の前に見える。
壁はところどころ剥がれて汚れていて、階段は錆びている。
今にも壊れそうな階段を登っていく
R.
ッ………
R.
またかよ……
「給食費について」
なんて書かれたやつだ。
もう何回目か分からないほど、見慣れた。
そんな封筒を奪うように持ち、
対抗心か、少し握りつぶす。










R.
ガチャ
誰も居ない。今更寂しいなんて思うこともない
風呂を洗って、洗濯物を取り込む。
あっという間に5時だ。
そこにある、400円という少ない金を持って家を出る。
R.
迎えに来ましたー
にいちゃん!
障害持ちの弟。ひとりで歩かすのは難しいから、俺が迎えに行き、ついでに買い物も。
MOB.
今日も一日いい子でしたよ。
なんて、いつも恒例の褒め言葉が出る。
いつものスーパー。
他のスーパーよりも安く、貧乏人には丁度いい。
にいちゃん!カレー食べたい!
R.
また今度ね
……
明らかにしょんぼりしている顔。
ごめんだが、お金が足りない
ドタドタドタドタドタ
R.
あっ!……
買い物も済ませ、あと家に帰るだけ__なのだが
ここからが大変で、
にいちゃん!公園行こ!
あそこのおみせ、新しいのかなぁ
こんな感じで永遠と喋っている。










____そして、俺の話を一切聞かない。
R.
今日は、帰ろっか
いやっ!ぜったいいやっ!(涙
あぁ、また始まった
こーえん!グスッ
周りの目線が痛い。
R.
それじゃぁ、五分だけならいいよ
じゃあ行ってくる!
ほんっと大変。
その後、無事に帰ることができ
弟も落ち着いている。
R.
カレー、、、カレーかぁ。
R.
今日は無理だ。諦めよ
俺の親はなかなか帰ってこない。
父は、仕事が上手くいかず酒ばっかになり、子供にまで手を出すようにまで。
まぁでも、遅くまであそんでるから会わないけど。


母は、前まで普通に仕事が出来ていたのだが、父のせいで軽度なうつ病になり
体調も崩し、正社員からパートへ。その分うちはもっと貧乏になった。









弟と、ご飯を食べ風呂に入り、寝るだけ__
のところに、誰か帰ってきたような。父さんじゃないといいけど、
ただいま。
R.
おかえり。
R.
ご飯は?
食べてきたからいいよ。
ごめん、もう疲れたから風呂はいって寝るね。おやすみ
R.
あッ、おやすみ……
こんな家族に生まれなければ良かった。

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