その日、私は夢を見た。
私の服の袖を少し掴みながら聞いてくる天使の羽と輪っかが生えている(?)男の子
静かに私の手を握り見つめてくるオレンジ髪の男の子
そう言いながら手のひらに炎を出す天使の羽が生えている男の子は
炎を自由自在に操り、炎の龍や鳥などを作り、それは生きているかのように動き出す。炎の色は赤やオレンジ、青紫などの色をしており、ちゃんと温度も変えられている。
私は___の頭を撫でるともっと撫でてというように私の手にすり寄ってくる
拗ねた____は私の手を掴み自分の頬に擦り寄せる
そう言うと____は目を瞑り、何処からか刀を出す。
目を開き刀を握りると刀を抜き炎を纏わせ一振り
すると、目の前の木が倒れる。
刀に纏わせている炎の色もオレンジや青紫などの色に変わっている。能力の制御は出来てるみたいだけど……問題はその炎を操れるかどうか
そう思っていると____の目は赤くなり、彼は炎を操り、龍を作り出した。
けど…5分も経たないうちに炎は消えた。
____は地面に膝をつき息を整えている
私は____の頭を優しく撫でる。
大丈夫。____達には素質があるからね
そう思っていると____が抱きついてくる。
その光景をずっと静かに見てた___も私に抱きついてくる。
手を広げると___は私に抱きついてくる。私はそんな二人を抱きしめた。目が赤くなっていた…きっと____はすぐに鬼の力に慣れる。
私達は毎日、能力の練習をしていた。だけどある日を境に彼らは来なくなった。
理由は何となくわかっていた。彼らは孤児で施設に暮らしていること、そして里親が決まっていたこと。だから私は彼らが来れなくなる前に___にはヘッドホンを、____には鬼の面をあげた。
___は耳が良すぎてどんな小さな声も拾ってしまい、辛そうにしてた。
____は目が血のように赤くなるから怖がられ、化け物と言われていた。
そんな彼らにあげた私からの贈り物
そういえば2人とも私の声が好きだって言ってたな












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。