俺は今朝、大好きなあいつに別れを告げられた。
あぁ…なんでだろう、
全部思い出してしまう。
世界で一番大事な人がいなくなっても
日々は続いてく。
アロハを思い出せなくなるその日まで
何をして
何を見て
息をしていようか
ひらひら輝く
この雪も
この季節も
せめてアロハがそばにいれば…。
今はただ冷たくて
邪魔くさいだけだ。
俺が「寒いな、」って呟けば
って聞こえる。
あれは幸せだったのかもな
でもさ、
たとえばアロハといた日々を
記憶のすべてを消し去ることができたとして、
もうそれは俺じゃない気がする。
幸せひとつを
分けあっていたんだから
俺の半分はアロハで
そしてアロハの半分は俺で出来ていたんだな。
そういうことなら、
こんなに痛いのも
こんなに涙が溢れて止まらないのも
仕方がない事か。笑
アロハの好きと言ってた冬の上で
いつかした喧嘩を思い出してる
どうせ春になればまたきっと
花は咲くんだろうけど
もう何も
何も
出来ないままで。
誰も
誰も
悲しいままで。
たとえばアロハといた日々を
記憶のすべてを消し去る事ができたとして
もうそれは、俺じゃないと思う。
悲しみ一つも分け合っていたんだから
俺の半分はアロハで、
そして
アロハの半分は俺でできてたんだね
そう言うことならやっぱり、
こんなに痛いのも
涙が出るのも
きっと、俺だけじゃないね
思い出せなくなるその日まで/bucknumber












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。