第10話

思い出せなくなるその日まで/13×11
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2026/01/30 09:32 更新
アロハ
ごめん、シューヤくん。
俺、新しい恋を見つけちゃった気がする。
アロハ
シューヤくんを傷つけたくはないし、でも自分の気持ちに嘘をつきながらシューヤくんと付き合い続けるのも違うと思った。
アロハ
だから、別れてほしい。
自分勝手で、本当にごめんなさい。
しゅーや
…そっか、笑
じゃあ、別れよう。
しゅーや
アロハが俺の彼氏でよかった。楽しかった。ありがとうね。
アロハ
こちらこそ。
しゅーや
じゃあ。
新しい恋も楽しんで。
アロハ
うん、ありがとう。






俺は今朝、大好きなあいつに別れを告げられた。


あぁ…なんでだろう、

全部思い出してしまう。



世界で一番大事な人がいなくなっても


日々は続いてく。 
 
  
アロハを思い出せなくなるその日まで



何をして

何を見て



息をしていようか
 


ひらひら輝く


この雪も

この季節も



せめてアロハがそばにいれば…。




今はただ冷たくて


邪魔くさいだけだ。




俺が「寒いな、」って呟けば





アロハ
寒いね~





って聞こえる。



あれは幸せだったのかもな







でもさ、




たとえばアロハといた日々を


記憶のすべてを消し去ることができたとして、




もうそれは俺じゃない気がする。




幸せひとつを


分けあっていたんだから




俺の半分はアロハで


そしてアロハの半分は俺で出来ていたんだな。




そういうことなら、



こんなに痛いのも



こんなに涙が溢れて止まらないのも



仕方がない事か。笑





アロハ
俺実は、季節の中で一番好きなの冬なんだよね~
アロハ
だから、この寒さになってくるとテンション上がるってゆうかさ笑
しゅーや
ふーん、意外
雰囲気とか完全に夏の男すぎるけどな笑
アロハ
でしょ〜?
まじで毎回言われるのそれ~!


 

アロハの好きと言ってた冬の上で



アロハ
だから、俺はシューヤに他の男の匂いがついてるだけでも嫌なの!!
しゅーや
別に匂いくらいいいだろ。
アロハ
嫌だ!!俺はシューヤの匂いのシューヤが良い!!
しゅーや
はぁ…




いつかした喧嘩を思い出してる 



 
どうせ春になればまたきっと


花は咲くんだろうけど


もう何も

何も


出来ないままで。



誰も

誰も


悲しいままで。





たとえばアロハといた日々を

 
記憶のすべてを消し去る事ができたとして



もうそれは、俺じゃないと思う。






悲しみ一つも分け合っていたんだから



俺の半分はアロハで、


そして



アロハの半分は俺でできてたんだね



そう言うことならやっぱり、




こんなに痛いのも


涙が出るのも


きっと、俺だけじゃないね









しゅーや
……………あろは、
















思い出せなくなるその日まで/bucknumber







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