第6話

愛してもいい?
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2021/03/01 11:00 更新
"失って気付く、本当の愛"

この言葉がやけに胸に刺さった。
まさに俺のことだと。
あなたを探し求め、早々に10分が経とうとしている。
まだ彼女は見つからない。
志麻
連絡…入れてみるか…
最初からこの手段を選べば良かった話だが、少し躊躇いがあった。
自分から連絡を入れることなんて、あまりなかった為、恥じらいと気まずさがあって出来なかった。

俺はスマホを握りしめ、LINEを開いた。
志麻
はぁ…連絡先はあった…
一方的に別れを告げられ、連絡先も消されていると思っていたため、一瞬でも安心することが出来た。
あなた                 🔎  📞 三
________________________
あなた、今どこに居る?
志麻
返信してくれるかな…
連絡したはいいが、返してくれるかが微妙なところ。

そんな不安を抱いている俺の視界に、見覚えのある姿が映った。
志麻
あなたっ!?
反射的に彼女の名前が口に出た。
愛情を充分に注げなかった人。
好きなのに、好きだと言えなかった人。
知らぬ間に傷つけてしまった人。

俺は彼女のいる公園に向かって、我武者羅に走った。
志麻
あなたっ……!!!
あなた
っ…!?
あなたの元へたどり着いた俺は、彼女に抱きついた。
そして、力いっぱい抱きしめた。

今なら言える。
俺の本当の素直な気持ちを届けたい。
ありのままの、飾らない俺で伝えられる。











だって、好きだから______

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