あれから数日が経った。
神月から何度か連絡が届いたが
もう会う気はないので見ていない。
何も無かったことにする。
教室に入ると佐伯が声をかけてくれたので
俺も同じく返した。
すると佐伯はまた口を開いた。
何を言い出すかと思ったらそんなことか。
俺にとっては好都合だ…
あいつが俺と仲良くなりたくて来てるわけがない。
明らかに揶揄われているし。
そんなことを言い合っているとだんだん廊下が
騒がしくなり、女子の黄色い悲鳴が聞こえた。
それと同時に教室のドアが開いた。
ドアの向こうに立っていたのは、
神月だった。
げっ、噂をすると本当に来るもんなんだな。
こういう時の空気が読めない陽キャは
本当に俺にとって都合の悪いことしか言わない…。
神月はにやけながらそう言ってきた。
神月に話を聞かれてしまっていた。
何とかして誤魔化すしかない!!
そう言いながら神月は俺に近づいてきた。
ギリギリまで。
早口でそう言い、神月の意思などとは関係なく
教室から追い返した。
神月はなにか言いたげな顔だったが
気付かなかったことにしよう。
神月を追い返すと佐伯が言った。
そもそも誰のせいだと思っている。
俺だって佐伯が言わなければあんな強引に
追い返さなかった。
佐伯は納得して自分の席へ向かっていった。
単純なやつだ。
2、3分経つとチャイムがなり、先生が入ってきた。
先生の言葉を聞いた皆は口々に文句を言い始めた。
まぁ当たり前だろう。
頑張って決めたのに決め直しになったのだから。
ほんと俺としても勘弁して欲しい。
だが意外にも新しい案を出す奴もいた。
先週は投稿出来てなくてすみませんでした。
投稿頻度を低下しているのにも関わらず本当に申し訳ありません。
これからは無いように気を付けます。










編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。