no side
銃を大事そうに抱えた少女は
夜道を歩いていた。
その足取りは
苦しそうでもあり、楽しそうでもあった。
軽々しいステップと、再びステップを踏むまでの
重いなんて言葉では表現できない、からっぽの間。
少女はただ、その足取りを幾何的に繰り返し
夜道を進んでいく。
一方、少女の兄は
ただ、困惑をするばかりだった。
銃に気づき、射線の通りにくい
小さな道を歩いていた。
ただ、銃があえて自分を打たなかったという事実と
なぜ自分が狙われたのかとう疑問
そして
妹二人の安否。
しかし、
未だ知らぬどこかを目指して
彼は歩いていた、
安全な場所を求めて。
アンケート
Qual è il finale migliore
Uccidere brutalmente
49%
Mantienilo vivo
51%
投票数: 177票
結果














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。