と、いうか
これからどうするのが正解なのであろうか
いや、とにかく今は狙撃手の所まで
行くのが最優先だが
その先を考えたとき、
私は一体どんな顔をして生きていけばいいのかと、
時折不安になることもある
まぁでも、とりあえずは
お兄ちゃんともう一度話し合いをしなくては。
そうしてから考えよう
...ついた、廃ビル
ここの上から3階目...って、人影だ
ん、まって、
姿勢を低くして足を空に出してるけど
飛び降りるつもり...???
そうこう考えているうちに、
影が段々と地面に近づいて、
どさっと音を立てて5点着地。
いやうまいな5点着地
自衛官の方ですか??
「 って、髙橋藍...!? 」
そんでおおきい荷物はまさか、
「 なんで、狙撃銃を、... 」
まさかさっきの発砲音は、
彼が____、?
「 っえ、..、あなた、 」
「 まさか、同業者、? 」
「 ....、まぁ、な 」
苦笑いをしながら彼は答えた
なんだ、そういうことか
私の考えを簡単に読み取ったり、
変なところで知識を持っていたり
、やけに鋭かったり
同業者だったってわけか
「 んで、誰を打ったの 」
「 いやいや、そんなわけないやろ
人打たへんって笑 」
「 嘘。
さらに奥にあるビルにいる人を打った 」
「 なんでわかるん?打ったところ見てへんやろ 」
「 は、私を舐めるなよ。
何年この業界いるとおもってんだよ 」
「 ...、打った。たしかに打った。
そんで、殺した 」
...すごいな日本って
日本代表が、人殺しか
まぁ、私もあんまり人の事は言えないけど
「 お疲れ様。これなんかの依頼? 」
「 柳田さんから。ゆーきさんの護衛だよ 」
「 ふーん...、あとは任せな 」
そういって彼から銃を奪い、
すっかり暗くなった道を歩いていく
「 なんで、あなたがっ、!! 」
「 いーの、!
私はこれで幕を閉じるから!! 」
幕を閉じる。
そう、幕を。
あわよくば、人生の幕さえ閉じれれば
それは都合がいい。
死んでしまえば、
その先のことを考える必要はない













編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。