『 いや、うそでしょ、、はは
柳田でもそういう冗談言うんだね! 』
柳田「 冗談だったら俺もよかったと思う 」
わかっている
私だって。
柳田はそんな嘘つかない。
そして、お兄ちゃんなら、
やりかねない、と。
というか
前に一度、
同じ手口で捕まりかけたような ... ??
『 ...まぁ、お兄ちゃんならやりかねない 』
柳田「 かねない、じゃなくて
やってるのが事実。 」
まぁ、確かにそうか。
....いや単純に考えて、
すごい賭けだったのでは。
『 もし依頼先を間違えたら、
皆殺しにされるかもなのに 』
柳田「 あぁ、そうだな 。
だがお前は彼奴に対して尻尾をだしただろ 」
『 なんでそこまで知ってるのよ、 』
柳田「 これでも情報で生きてきたんだ、
あまり舐めるな 」
...ぐうの音もでない。
現役の時に彼から買った情報は詳しく正確で、
間違いなんてなかった。
だからこそ彼は生きていけたのだろうし、
私やほかの暗殺者は生かされているのだろうし
ターゲットは死んでいくのだろう
『 ...んで、それをどうしろと。 』
柳田「 その依頼、
少しこっちでも話題になってるんだよ
お前が任務を遂行してないなんて、
よっぽどのことがあったんだろうって 」
....は?
なにそれ、
『 要は私そっちでは有名人ってこと?w 』
柳田「 まぁ結構ね 」
...まじか。
私なんて、ほんと
そこら辺のカスだと思ってたけど
これ、結構まずいのでは...?
そして私を特定して
わざわざ依頼を出せるくらいなら
そんな情報くらい
彼の耳には、すぐに届くのだろう
つまり、
つまりだよ、
『 もしや、私はもう一生日の光を浴びれないのでは、 』
柳田「 どうしてそうなった 」
『 いや、お兄ちゃんがメンヘラ化するかもしれないし 』
?「 _だぁれがメンヘラだって? 」
『 げ、 』
柳田「 やっぱりな...、はぁ 」
祐希「 で?
二人でたのーしくなんの"お話"をしてたんですか? 」
私と柳田は目を合わせる。
そして一呼吸おいてから柳田が言った。
柳田「 ちょっと奥さんへのプレゼント選び、
手伝ってもらおうと思ってさ 」
『 そうそう、そろそろ記念日らしいよ~ 』
祐希「 ふーん、まぁいいや。
ちょっとあなた借りるね 」
あ、
これ、
まず、い
ーーー
柳田「 おい、まてっ__って、もういないのかよ 」
一人、カフェに取り残される。
まぁ彼奴の分くらいだったら奢るけどなぁ...。
...さっきの話、
きついのはあなたじゃなくて、
祐希なんだよな.
要は、情報通の中ではすでに
石川祐希の妹=あなた
という方程式が成立しかけてるってことだ。
そうしたら、代表辞退どころじゃなくなる
それは絶対に阻止しないと











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。