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朝練が終わって、教室へ向かう途中
体育館から出てくる1年に出くわした
そういえば…今日入学式やったなぁ
アイツも入部するって言っとったし、他にどんな子が入ってくるんかな〜って
内心いろんな意味でワクワクしとったら一緒に歩いてきた奴がこう言ったんや
『あなた』って…
なんて、期待を膨らましていたらな
俺の耳元からこう聞こえたんや
そう、俺に声をかけたのは
鬱島 大 俺は『大先生』って呼んでいる
コイツ…優しいとこあるわりには感が鋭いから
悟られんようせな後々面倒やからなぁ
タタタッ
あまりにしつこいから、俺は全速力で走った
たまたま同じ名前の奴がきっといたんや!
そうに違いないと、俺はその時強く願った
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!