ブンブンと手を振りながら二人のもとへ走っていく。
約束すると言って手を差し出した。
そう言うと渋々握手してくれた。
小さなおててだこと。
なるほどなるほど。
俺は旅人の手を掴んで歩き出した。
旅人とパイモンが来たのを知ってから急いで着替えて急いでやってきた。
ちゃんと公子サマには報告済み。
多分どっかで俺達のこと見てる。
視線を感じる。
少し殺気混じり。
気付かれないかヒヤヒヤする。
二人の背中から中央にいる凝光に視線を移す。
「璃月七星」の「天権」、凝光。
あの人は「迎仙儀式」を仕切る資格が与えられている。
そんなことをぼんやり考えながら始まるのを待った。
お?
パイモンそう言うと人々の頭上を飛んで先に前に行ってしまった。
人をかき分けて前に行く。
どんなものなのだろうか。
胸をドキドキさせる。
岩の結晶が凝光の周りをクルクルと回り中央の祭壇に入っていった。
その瞬間祭壇から光が空に向かって放たれる。
同心円状に雲が渦巻いていく。
白い雲が暗くなっていく。
凝光も何やら焦っている。
その瞬間。
ドゴォン!!!!
雲の中から勢いよく何かが落ちてきた。
けたたましい轟音と共に。
龍?
タルタリヤがいた場所に目を向けるともういなくなっている。
千岩軍が続々と現れる。
鍾離先生なにしてんだろ。
今度は俺が腕を引っ張られる。
何を考えてんだこいつ。
逆に怪しすぎてダメだろ!
それからゆっくりのっそり千岩軍に見つからないようにかくれ逃げていった。
旅人が1歩踏み出したその時
パキッ
引っ張られるがままに走ってゆく。
「ヤツらはあそこだ!!」
階段を降りた先には千岩軍、後ろにも千岩軍。
いよいよやばい状況に。
仕方ないが俺だけでも逃げさせてもらう、、。
「逃がすか!」
あいつの水元素が後ろから千岩軍の持っていた槍を弾き飛ばす。
カッコイイ登場。
狙ってたわけ?
タルタリヤは水の双剣に持ち替えて次々と千岩軍達を倒していく。
とりあえず助かった。
ほっと一息、、つけるはずなく。
「こっちだ!急げっ!」
パイモンを抱きかかえ旅人の腕を掴んで再び走り出した。
あなた
まさか面倒くさいことになるとは。
まさか龍が落ちてくるとは。
これ岩王帝君なん?
へぇ、そう。
勿論信じてない。
タルタリヤ
旅人の手を引くあなたの姿を見て少しイラッとして殺気が漏れ出てしまった。
んもおおおお!
俺にそんなことしないくせにぃぃいいい!
空
ますます怪しい。
でも優しい、、、、、、のね。
パイモン
オイラを抱きかかえるな!
跳べるんだぞ!おいらは!!













編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。