第9話

師匠と言う生き物
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2020/10/09 16:02 更新

お待たせしました(この挨拶何回目??)
いやぁー…話が中々纏まらぬもので…
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なかむ side

「やぁ、まずは課題クリアおめでとう。
…起きたんなら早くベッドから降りてくれる?」

魔法使いさんは相変わらずその顔が見えないほど深くフードを被ったまま未だ夢心地のシャケと眠そうなぶるーく、そしてポカン、としたままの俺にそう告げる。体や思考はまだ疲れを感じベッドへと誘うがそれよりも‘‘本能’’が降りるべきだと警告音を鳴らしていた。

床に置いてあった自分の靴を手早く履いて掛けられていた布を折り、ベッドから立ち上がれば余程スプリングが効いていたのだろう、俺のベッドにいた白い生物がぽわん、と跳ねる。

(あれ、魔法使いさん今なんて…)

きんとき達がまだ寝惚けている二人を起こすのを視界に入れながらだんだんとクリアになっていく思考の中、先程の魔法使いさんの言葉が再生された。

「課題、くりあ…、?!?!!?」

「うん、課題クリア」

ギョッとしながら魔法使いさんに掴みかかる勢いで叫べば声のトーンを変えることもなく「当然だろ」とでも言いたげな雰囲気で返された。解せぬ。

「まぁいつまでも寝室に居たくないし残りの二人も起きたみたいだから移動しようか」

バッ、と魔法使いさんが手を振るった瞬間、周りを囲っていたベッドが1つもなくなり先程よりも部屋が大きくなったように感じた。部屋の装飾も落ち着きはらった物から生活感のある部屋へと変わる。そしていつの間にか全員大きな長机を挟んで椅子へと腰掛けていた。

「瞬間移動…否空間転移、か…?」

偶然となりに座らせられていた?スマイルがそう溢すが生憎俺にはその二つの違いすら分からないのであった。

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スマイル side

こぼせさんが何かを呟いたと同時に皆の意識が消えたと思えば何処からともなく魔法使いさんが現れ手を振った瞬間に見知らぬ場所へと移動した。

なかむが起きる前に起きた事と言えばこんな感じだろうか?さて生憎俺は起きていた為移動したあと魔法使いさんに睡眠魔法かけられたが←
次に起きたときには状況のわからないであろうきんときときりやんも目覚めていた。

そこから俺は軽く説明して納得しきっていない二人を横目にこの部屋の違和感へと気持ちを向ける。恐らく二人は気が付いていない違和感。俺の属性が‘‘闇’’であるからこそ感じるのであろうその魔法。

(闇魔法の応用、それも技術の高い…)

部屋全体を覆っている優しさも感じるような深い闇の魔法。何を言っているか分からないだろうがそうとしか表せないのだ、実際。けしてこちらに牙を剥けるわけでもないその優しい優しい魔力はけれど深い憎しみや悲しみ、微かに殺意を孕んでいる。まだマナになっていない人の負の感情そのものを扱っているみたいだった。のろいみたいだ、なんて他人事のように思う。

─少し脱線するが『のろい』と『まじない』は根本は同じである。何処か遠くの異国語で表す時にも2つとも共通して『呪い』と書くと聞く。闇魔法の基本は『のろい』。光魔法の基本は『まじない』。つまりそう言うことだ。

「あ、起きたんだ。おはよう」

さてそんな思考に陥っていればいつ開いていたのだろう、扉からひょっこりと顔を覗かせた魔法使いさんがいた。ひらひらと悪戯っ子のように手を小さく振っている。

「あの、魔法使いさん、ここは?」

きりやんが恐る恐る問いかければ彼から返ってきたのは『白き森』の中での自分の家、と言う事で…

「と言う事は魔法について知り放題と言うことか!?あの瞬間移動やらヒッポグリフについて知れる!?後この部屋を覆う闇魔法についても!?
……魔法使いさん外出てもいいですか」

魔法使いさんにドン引かれた…何故?

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きりやん side

「さて、これで君達は晴れて僕の弟子だ」

色々()あったが無事俺達は課題をクリアする事が出来た?らしく魔法使いさんは長机の誕生日席?みたいな所で満足そうに頷いた。

聞きたいことが山のようにあったし立ち上がってさっきのは何だったのかと問い詰めたかったが、何かの魔法がかけられているのかはたまた目の前の彼から溢れるマナに体が怯えているのか…口はうんともすんとも言葉を発することが出来ず、体も金縛りみたいに指の一本すら動かせない。

魔法使いさんはそんな俺達を知るか、とでも言う風に更にマナを溢れさせ話を続けていく。

「あぁ、そうだ。杖を返さないとね」

そして漸く思い出した、とでも言う様にポン、と手を打つ。マナもそれに呼応するようにぱちりと弾けた。それを気にする様子など差ほども無くひらり、と男性にしては細い人差指を振るうと美しい翡翠色の瞳がゆらりとフードの隙間を縫って微かに見える。瞬間魔法使いさんの背後からふわふわと俺達それぞれの杖が‘‘ピンク色’’のマナを纏わせて浮かび、持ち主の元でぽとり、と落ちた。

瞬間、金縛りがばちんと消える。

困惑する俺達を余所に魔法使いさんはにっこりと口許を歪ませてからぱっ、と立ち上がった。傍に座っていた奴等がビクリ、と大袈裟に体を揺らす。悪い、ちょっと笑った。

「そう言えば名前を聞いていなかったね。
弟子、呼びは嫌でしょ?僕も名乗るから教えて。
生憎師匠呼びは疲れちゃうからさ」

その言葉を皮切りになかむから名乗りが始まる。
見知った物であるため魔法使いさんまで割合。

「なかむにきんとき、シャークんにぶるーく、きりやんに、スマイル。合ってるよね?」

魔法使いさんは俺達の名前を噛み締めるように、懐かしむように、そして嬉しさを孕ませながら呼んだ。その様子に何故かむず痒くなるが何か理由があって『白き森』に住んでいるのだ、長らく人との交流は無かったのだろう。そう考え、納得した。

「魔法使いさんの名前は?」

なかむがそう問いかける。魔法使いさんはそんななかむを少し見える翡翠で嬉しそうに見つめて、1拍置いてこう、答えた。

「僕の、僕の名前はね、」
















「『ぴくと』、ぴくとはうすって言うんだよ」

風に乗って微かに誰かの声が重なった気がした。

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【誰かの古ぼけた記憶のページ】


『ねぇ、君何してるの?』

初めて貴方を見た時、私は貴方を確かに私の、【光】にしたんです。キラキラしていて、いつも僕を引っ張ってくれる。そんな優しい人を『神様』みたいにしていた。

『うぇー…これ難しくないです?』

俺を歳上だと知ったとき君は途端に敬語混じりになりましたね。私は昔のため口も好きだったのですが、仕方無いですよね。

『ねぇ!遊びましょ!』

でも、何より私は、貴方が僕の出生を知ってなお同等に、‘‘人間’’として扱ってくれたと言う事が嬉しかった。物凄く、嬉しかったんですよ。




『ねぇ、貴方の名前は?』




僕の、私の、俺の、な、なまえ、?

言葉は習った。そうした方が高く売れるからって。
読み書きも教わった。高く売れるからって。
見た目も綺麗にされた。高く売れるからって。
魔法も、戦い方も叩き込まれた。高く売れるから。
自分を構成するのは高く売れると言う事。

でも、なまえ、は知らない。
なまえ、ってなぁに?

『それは、、、自分に必要なものですか?』

『は?』

【光】は拍子抜けしたようにぽかん、と固まってから何処かへと走っていってしまいました。それから【光】は数日立っても声をかけてくれなくなった。

(きら、われた…?)

自分を構成するものに『感情』は要らないと言われて捨てられた。でも捨てられたのは『感情』、だけの筈で。

でも、でも、
『光に、嫌われたのは、辛い…ですね』


『××××××、!!』


?なんだろう?これ、は何でしょう?
この声は紛れもなく【光】の声。


『名前がないならつければ良いですよね!』


やっぱり、きみは、
『僕の、光、なんだね』

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【誰かの古ぼけた記憶のページ】…
うーん…なんか察し良ければバレそうな…
展開がクソ過ぎますね、ははは。


さてお久し振りです!!!!
ちょっと言い訳させて頂きますね!

ひとつめは10月のアニメ!
はぁ?神か????ってので余裕が…
某ラップとか某呪いのやつとか…神か?(2回目)
てことで四六時中アニメ見てますね、へへ。

ふたつめは學校!
ちょっと最近不登校気味でしてね…?
なんか分からないんですがストレスが…
後文化祭の準備が始まりまして…陽キャこy
高校進学しなきゃ良かったー…


まぁ言い訳は置いておいて。
やっっっっと弟子と師匠になりましたね!
白い人も 漸 く 名乗れました!
ここから展開がドンドン進んでいきますよぉ!
多分、いや多分、ですけどね?

と言う事でここまでにしときましょう!
いやぁここからどうなっていくのか!

呼応、ご期待ください(自分でハードル上げる)

それでは!

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