第7話

ご主人登場
480
2024/01/10 22:47 更新
メメントモリ・オスタン
ちなみにLatteさんのご主人ってどんな方なんですか?
Latte
あー、めめさんと同じくらいの年なんですけど、ここの国じゃなくて、モーモルノの貴族の嫡男なんです。
メメントモリ・オスタン
あら、じゃあわざわざ時間をかけてオスタニアまで?
Latte
馬車で2時間ほどですけどね。
Latteさんを肩に乗せて、私は会場内を歩き回る。
Latte
ウパさんって私は呼んでるんですけど。碧っぽい色の髪をしてて、今日は黒のスーツを着ているはずです。身体はめめさんと,同じくらい。
メメントモリ・オスタン
なるほど〜…て、あの子じゃないですか?
 まわりをきょろきょろと見回している、落ち着きのない男の子を見つけ、Latteさんにもわかるように指差す。


L atteさんが言っていた特徴そのまんまだし、多分あってるとおもうんだけど。
Latte
え、どこ………あ、本当だ!あの人ですあの人!!私のご主人!
メメントモリ・オスタン
行きましょうか。
見失わないうちにその男の子に近づいて声をかける。
メメントモリ・オスタン
あの、すみません。ちょっといいですか?
ウパパロ・クォーター
はい、なんですか?
メメントモリ・オスタン
あなたを探されている方がいましたので…
そう言って私は手のひらにLatteさんをのせて差し出した。
ウパパロ・クォーター
ってLatte?!お前、どこにいたんだよ…
Latte
えへへ、つい美味しそうな匂いにつられて…
この2人の反応を見る限り、やっぱりLatteさんのご主人というのはこの人で間違いなかったようだ。
ウパパロ・クォーター
わざわざ、ありがとうございます。
Latte
私からも!クルナのことといい、ウパさんのことといい、本当にありがとうございました。
メメントモリ・オスタン
いえいえ、当然のことをしたまでなので、どうぞお気になさらず。…では、私はこれで失礼しますね。
私はぺこり、と一礼して、2人に背を向けた。
パーティーは9時ごろまで続くが、私は一足先に戻らせてもらい、就寝する準備をした。


やっぱり、この身体だと体力がそんなにないのか、8時ごろでもかなり眠い。
ドレスを脱いで,髪飾りを取って、結ってもらった髪をほどいてからお風呂に入った。
ネックレスは無くすのが怖いから脱衣所にある鍵付きのタンスにしまって、上がったらすぐにつけた。
それからネグリジュに着替えてぼふんっ、とベットに勢いよくダイブした。
メメントモリ・オスタン
はぁ〜〜〜〜〜っ、疲れたぁ。
今日はいろんなことがあったなぁ。


誕生日プレゼントってことでなんか凄そうなネックレスもらったり。


パーティーで演説したり。


迷子のサラマンダー届けたり。
…てか、Latteさんのご主人、ウパさんって呼ばれてたけど、雰囲気とか、容姿とかすごいウパさんに似てたよね。
2人が話してる様子もめめ村でのやりとりよりほのぼのしてる感じはあったものの、同じような感じだし。
メメントモリ・オスタン
…まさか、ね。
まさか、そんなことあるわけなきよね。


Latteさんとウパさんもこっちの世界に転生してきてるなんて、そんなことあるわけないよね。
それより。
メメントモリ・オスタン
ふふ、明日はアレを試してみるんだよねぇ。楽しみだなぁ…
私は先日、図書室でとある本を見つけた。
タイトルも内容もとにかく気になる内容。


これは絶対に実践してみなければ…!ってやつ。
ああ、楽しみすぎる…!

プリ小説オーディオドラマ