第6話

🐻
2,417
2023/01/05 17:47
BG said







ベストを尽くした

尽くしたけれど






優勝にはあと一歩届かず、俺達は準優勝に終わった





終わったらまたここで

そう約束したけれど…、思い足取りでホールに向かうと、ベンチにちょこんと座るあなたちゃんが見える

俺に気がつくと小走りで駆け寄ってきた






『、お疲れ様!』




その笑顔は惜しかったねと俺を慰めてるかのようで




🐻「ごめん、っ…」




勝手に肩を借りるとボロボロと泣き出してしまった

こんなに泣いてる姿を見られるのは恥ずかしいものだけど、今だけは許してほしかった、慰めてほしかった




しばらくすると自分の背中に優しい重みを感じた





それが抱きしめられてると理解すると、自分もすぐさまあなたちゃんの小さな背中にしがみついた



優勝したらって決めてたのに…っ

もう一回、君に告白するチャンスはあるかな
このチャンス、絶対逃したくない





🐻「あなたちゃん…」





さっきよりも震える声で




🐻「あなたちゃんのことが大好きです」

🐻「…俺の彼女に、なってくれませんか」





『…私で良ければ、ボムギュくんの彼女にしてください』




優しく微笑むあなたちゃんに俺もぐちゃぐちゃの顔だけどめいいっぱい笑いかける


こうして俺の約1年間の片思いはめでたく実ったのだ





..





🐻「…という訳!!」


🐿「あ、ハイ」

🐧「よ、よかったですねー!」




全部話終わる頃には部室には俺とテヒョナとヒュニンだけになってた。スビニヒョン帰ったし!

ていうか、こんな話するから無性にあなたに会いたくなってきたじゃんかコノヤロウ!!




🐻「帰る!また明日!!」



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🐻「もしもしあなた~♡♡あのね~…」

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