BG said







🐻「友達と会うって言ってたくせに」


『だから偶然会ったんだって』


🐻「偶然会ったら店入る必要あんの」


『それさっきも説明したでしょ』


🐻「なんであなたが怒ってんの」





初めてあなたと喧嘩した

ヨンジュニオッパの誕生日プレゼント買いに行くから友達と出かけると言ったあなた

テヒョナと約束してた俺も後から駅に向かうと、友達と会うと言ってたあなたが、バ先の長身イケメンと店に入るところを目撃してしまったのだ


あなたはそんな人じゃないって分かってるけど、
あなたが帰ってくるなり玄関で問い詰めるとさらに
腹が立って今に至る訳だ






『そんなに怒らなくてもいいでしょ』


🐻「逆に怒らないとでも思うの」


『…はぁ、面倒臭い』






そっぽを向いてそう呟くあなた
そんな事言われるなんて思ってなかったからずっと
我慢してた俺も流石に怒鳴ってしまった





🐻「っなんだよそれ、」

🐻「…、お前がそんな人だと思わなかった」





お前、彼女にそんな乱暴な呼び方で呼ぶ奴なんて
いなくなった方がいい

ハッとしてももう遅い、口にしてしまったから


ごめん、
言おうとしたなぜか瞬間ドアが開いた






『…信じてくれないならそれでいいから』





それだけ言って俺の顔も見ずにバタンとドアを閉めて出て行ってしまった



…いや、は？ちょっと待って、


どうして出て行くの？
俺がお前なんて言ったから？
何度も疑ったから？


しばらく思考が停止して、手も足も動かない








…追いかけなきゃ


そう思って外に飛び出した時にはもうあなたの姿どころか影一つ見当たらなくて



掛けても繋がらない電話に涙を流した




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🐻「(何やってんだよ俺…っ)」