そう言うと魁斗君が連れてきたのは、
原宿の竹下通りにある、クレープ屋さんだった。
夜だと言うのにやっぱり、都市の東京
人が多すぎて、圧死しそう‥‥‥
うん、そのね‥‥‥
‥‥‥私、帰っていい?
だって、任務中の私用は厳禁じゃんか!
それに‥‥アリス先生に怒られちゃうじゃん
私は、勿論
ルカ君の意見に賛成する。
でも、気にする素振りもなく
ルカ君が渋々、列に加わった。
‥‥‥帰っていい?
すると、魁斗君が大きく一歩、出て
私の腕を引き、列に並ばせる。
少し図星とも言える言葉に返すものがなかった。
‥‥‥別に皆に、厳しいルールの中でいて
欲しい訳ではないんだけどね。
瞬間、シャッターを切る音がなる。
‥‥‥物的証拠になるけどいいの?
あと、先に許可をとりなさい!
すっかり元気になった魁斗君を見て、
私とルカ君は呆れ、
特待生は思わず笑ってしまったようだ。
たまには、こう言うのも悪くないかも、何て‥‥ね。
いざ、順番が来て
クレープを食べさせられる事になった。
驚いたのが、ロミオ先輩に借金がある魁斗君が
奢ったことである。
2人は私を見つめる。
ルカ君の場合、天然だけど魁斗君は違うだろ?
全く‥‥‥
渋々と、いった形でクレープを受け取る。
名前は‥‥‥
『いちごバナナチョコスペシャル』‥‥‥だったけ?
クレープを見つめる。
たっぷりのホイップに
薄く輪切りのいちごとバナナ
そして、垂れそうになるチョコソース
生地はパリパリと言うよりしっとり系で
‥‥‥美味しそう。
皆、美味しそうに食べるな‥‥‥
否、でも‥‥‥食べたら‥‥‥‥
確か、国によってはさらに乗った形で
頂くんだったね?
‥‥‥ロミオ先輩が言ってた。
手本のようにして、ルカ君に見せる魁斗君。
疑問も持ちながらも従うルカ君。
そう言うと、ルカ君の反応が気になって
2人で見ると───
連射しながら、爆笑する魁斗君
照れたようにクリームを拭く、ルカ君
笑う特待生
その2人に、つられる"僕"
アリス先生‥‥‥すごく、ものすごく楽しいよ。
作者です!
東京ディバンカー、
一周年おめでとうございます!
ドンドン、パフパフ!
久しぶりの投稿ですが、この日を狙ってました☆
皆さん、これからもよろしくお願いします!













編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。