声が震える涙が出そうになる
堪えようとしてもこれが限界だった
でも真冬に話す為にこの花畑に呼んだ
気持ちを落ち着かせようと必死になっていると
30分程時間が経っていた様で真冬が来た
私は真冬が前に来るときちんと目を見てまずは
謝罪をした、約束を守らなかった事
私情で真冬を困らせてしまった事
でも真冬は優しい声で大丈夫だよと言ってくれた
そして私はまだ泣きそうで下を向いてしまったが
話し始めた、周りの意見で苦しかった事
軽い物だったが虐められていた事、好きだったけれど分からなくなってしまった事
そして
これは目を見て言わなきゃと顔を上げ
涙が流れてしまっても目を離さず伝えた
やっと言えた、本当はもっと早く目を背けるのをやめたかった
私は振られると思っていた喧嘩の時に言われた言葉がぐるぐると頭の中を回っていた
でも私の涙を拭ったと思ったら
真冬の顔が凄く近くなった、唇はほのかに暖かくて
驚いたけれどそれ以上に嬉しかった
気付けば先程より大粒の涙が流れていて正直まだ怖いのもある
けれど嬉しくてそんな涙は今は気にせずただ
気持ちのまま真冬の肩に手を掛けまたキスをした












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!