学校帰り、子供達と別れた俺とキッドは毛利探偵事務所に来ていた。
つまり、俺の『今の』自宅に来ていた。
嘘つけ、実際はキッドの時俺に変装して何度か会ってるだろ。
※補足 江戸川文代とは、新一の母・工藤有希子が「江戸川コナンの母」として蘭達の前に現れた姿。詳しくは『43話:江戸川コナン誘拐事件』をチェック!アニメだと2シーズンの始めかな?
蘭に受け答えしていると、デスクの椅子に座って寝ていたであろう何かがガバッと起き上がった。
そう、
小五郎のおっちゃんである。
煽るなキッド…。
蘭の口が悪いバージョン…やっぱ親子なんだな、この2人。
それさっき説明したところなのでかくかくしかじかで済ませていいですか?
あ、キッドはちゃんと説明するタイプか。
というかこいつさらっと『兄ちゃん』って言ったぞ。
蘭、ナイスタイミング。その言葉を待ってたぜ。
俺は、気まづそうに俯く。
…この姿になってから、演技力が2倍以上になった気がするのは俺だけだろうか?
さすが天下の大怪盗、敬語はお手の物ってか?
キッドはそう切り出した。
おっちゃんはデリカシーのないセリフを吐いた。
『なんでも言って』ってさ、率先して言うものじゃないよな。後に引けなくなるから。
キッドは、バッと頭を下げる。
俺たちが何を議題に議論しているのか。それは…。
2段ベッド、どちらが上で寝るかという議題である。
キッドと議論する…つまり、戦う時間は楽しかった。
どうしてなんだろう、一生戦い合えたらいいと思っている自分がいる。
そして、そんな自分の気持ちに段々気づき始めた。
朝5時。俺はいつもこの時間に起きるが、キッドはもっと早い時間のうちに起きていたらしい。…こわ。
たわいなさ過ぎすことを話していると、急に何も無いところでキッドがつまづき、倒れた先にあったリモコンの電源が押された。
そう言ってアナウンサーはお辞儀をし、職業紹介番組に変わった。
俺はキッドの方を見る。キッドも俺の方を見ている。
【ここに住ませてください。】
〜説明 読まなくていいです〜
えーっとですね、タイトルを全部英語にしたのはわけがあるんですよ。
プリ小説で怪盗キッドの小説探してたら、「小さくなった大怪盗」っていうタイトルにしてる人を見つけたんです。
あくまで1つのエピソードのタイトルだってんですけど、やっぱパクリを否定してる側としては申し訳ない。ということで英語に統一したんです。
話の名前まで変えちゃうと読んでくれてる人がわかんなくなっちゃうかもしれないので、そこだけは変えませんでした。
元々『小さくなった大怪盗』というタイトルを使っていた方、申し訳ございませんでした。


















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。