こんにちは、SAKです!
いきなりリクエスト作品です!
今回はイヌココでオメガバースです!
ココ君がヒート状態になってます。
イヌピーとココは番済で一緒に住んでる設定。
*口調、呼称違い注意⚠️
side 乾青宗
十代目 黒龍、定例集会。
今日の集会に、ココは居ない。
そう思いながら、集会に参加する。
この世の中には、男女という第1性だけでなく、α・β・Ωという第2性が存在する。
αは社会的地位が高く、カリスマ性を持っていることが多い。
βは一番人口が多く、αでもΩでもない者。
Ωは、社会的地位が低い。昔はαの奴隷とされていた時代もあったみたい。
α・β・Ωの比率は1:2:1程度。
Ωには『発情期』といわれるものがあり、そのせいで社会的地位が低いと言われている。
そんな世界で、俺はα、ココはΩ、そして、俺らは番として生活している。
今日の集会は、ココの発情期の予兆があったから、ココを休ませ、俺だけが来た。
集会が終わり、愛機である Yamaha RZ350を走らせ、自宅へと急いだ。
そう言いながら、玄関の扉を開け、中に入って鍵を閉める。
靴を脱いで、そのままココが篭っている部屋まで直行する。
部屋に近づくにつれ、だんだんとΩ特有のフェロモンの香りが強くなっていく。
その香りに、何とか理性を保ちながら進み、部屋の中に入る。
ただいま、とベッド上の山に声をかける。
すると、ゴソゴソと山が動き中からココが顔をだした。
いつもとは違う、甘くて舌足らずな声。
ヒート状態だからか、目もトロンとしている。
そう言って、ココに着ていた上着を渡す。
そして、自室へと向かった。
自室で自分の服を集め、ココの元へと戻る。
"イヌピーも、来てほしい"
ココに呼ばれて、俺もベッド上の山の中へ。
今日のココは、いつもとは違う。
甘えたで、俺を求めてくる。
___俺の、俺だけの、最愛のΩ
"ずっと、一緒だから"
皆さん、あけましておめでとうございます!
新年1作品目はイヌココとなりました!
リクエストくださった方、ありがとございます!
次回もリクエスト作品の予定です!
これからも、よろしくお願いします!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!