第150話

 # 147
5,080
2023/06/08 11:40





雪宮 剣優
あはは…(笑



  力弱く零れたその声。


  まだ濡れているまつ毛で半円を描く。


  そこから彼は机の上に置いた


  メガネを手に持つ。


  一息吐いてから彼のトレードマークとも言える


  丸眼鏡をいつもの様にかけた。


  その動作一つ一つが


  とても繊細だった。


あなた
…私そんなに変だった、?



  必死に語りすぎたのだろうか。


  と心配になり直接本人に訊いてみる。


  すると彼は首をゆっくりと横に振り


  穏やかな表情を浮かべる。


  
雪宮 剣優
俺にはあなたさんが今 言ってくれた、理解してくれる人 がもう現れてるかもしれません。



  彼の綺麗な赤橙色の大きな瞳が揺れる。


  その瞳は私を


  体から心まで吸い込むような程だった。


 
またまた素敵に漫画化してくださった方が…!
 
是非私と一緒にご愛読を!

 
あとファンマーク変えました!
🐳🌾くじら こめです!!付け変えてくれると嬉しいです!!

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