第13話

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2024/10/31 12:45 更新
優太
優太
 い - い匂い、… 
大飛
大飛
 お前いつまで
 そのまま居るつもりだよ 
優太
優太
 ダメ…? 
大飛
大飛
 ダメじゃないけど、
 1時間ぐらい後ろ居んじゃん。

 最近、やまとの匂いにハマっている。


 ラベンダーのような洗剤の香りと、


 やまとの家の芳香剤の香り。




 そして、やまとがいつも使っている

 CHANELの香水。



 全てが合わさっているから、



 やまとの匂いで、




 落ち着く。
優太
優太
 めいわく、… ? 
大飛
大飛
 別に迷惑じゃないから、
 そんな泣きそうな顔すんなよ。 
優太
優太
 、… 良かった。 
大飛
大飛
 編集するから、 
大飛
大飛
 構ってあげられないよ? 
優太
優太
 それでもいい、… 
大飛
大飛
 ふは、っ …笑 分かった。 


 そんな風に言って、


 やまとの背後で眠りについた。


 数日後、



 俺はいつになってもあの匂いが恋しくて、


 遂に、全て揃えてしまった。
優太
優太
 やまと、… だ、 


 同じ洗剤、芳香剤、香水。




 家がその匂いに包まれて、温かい。



 そんな風に、


 新しい洗剤で洗ったTシャツを着て、



 深呼吸をした。








 _____ すると、ドアの開く音が聞こえた。
大飛
大飛
 おっ邪魔しま ~ す! 
優太
優太
 ぇ、やま、と… 
大飛
大飛
 優太 ~ ! 、… ? 
優太
優太
 ちょ、っ 何で、! 
大飛
大飛
 いや、最近構って
 あげられてなかったから、 
大飛
大飛
 それより、俺の家の匂い過ぎない? 
優太
優太
 ぇ、え - ?笑 
 そんなこと無いよ、? 
優太
優太
 気のせいじゃない、?笑 
大飛
大飛
 いや、そんなこと無い、… 
大飛
大飛
 、… もしかして。 
優太
優太
 、… も、ぅ っ! 
優太
優太
 そうだよ!そのもしかして! 
優太
優太
 キモいって言うんでしょ、
 分かってる、… 恋しかったの、 
大飛
大飛
 そんなの思わねぇよ、 
優太
優太
 バカ、おもってんじゃん! 
大飛
大飛
 思ってねぇって、笑 
大飛
大飛
 バカ可愛いし、 
優太
優太
 、… ? 
大飛
大飛
 構って貰えないからって
 家の匂い変えて心満たしてるって 
大飛
大飛
 最高じゃん、笑 
優太
優太
 ん、っ  


 突然の口付けに、呼吸が詰まる。
大飛
大飛
 隣にいて欲しいなら言えよな。 
優太
優太
 忙しそうだもん、 
大飛
大飛
 前も言ったろ、 
大飛
大飛
 忙しそうでもこいって。 
優太
優太
 でも、今回はやまと
 以外に行かなかったよ? 
優太
優太
 抱きつきたいけど、
 匂いで我慢しようとしたもん、 
大飛
大飛
 そ - だな、偉い。 
優太
優太
 ん、褒めろ、バカ、 
大飛
大飛
 偉いな優太! 


 そういって、ノーセットの髪を


 くしゃくしゃと撫でた。

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