ゆき「ねえあなた」
ゆき「どうして駿佑くんと話してたの?」
『ただ、チョコを渡したくて...』
ゆき「どうせ不味いんだし、可哀想..」
『そこまで言わなくても..』
ボコッ
ゆき「次駿佑くんと喋ったら許さないから」
『.....っ、わかった』
ゆき「じゃあねー笑」
この時、私は心に誓った
駿佑とはもう話さないって
駿佑を傷つけることはできないから__
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次の日
駿佑「おはよーー」
クラスメイト「おはよう!!」
駿佑「まや!おはよう!」
『.....』
これでいい、これでいいんだ
今日はなにも気力がなくてぼーっとしてたら
いつもの間にか昼休みになっていた
駿佑「ねえ、まや?」
『....』
駿佑「なんで無視するの?」
なんで今日に限って...駿佑は話しかけてくるの..
苦しくて辛くて泣きそうになった
気がついたら私はその場から逃げていた
ドンッ
『ご、ごめんなさい...』
??「大丈夫ですか?」
『私は大丈夫...です』
??「あれ?もしかして風雅のお姉さん?」
『へ?』
??「俺、西村拓也って言います」
拓也「風雅とおなじ1年で」
『そうなんだ...』
風雅「おーい、拓也ーー」
『あ、ふうっ...』
風雅「姉ちゃんなんかあったの?」
『ううん...!なんでもない...!』
風雅「そっか、ならよかった」
風雅「じゃあ俺たち体育だから、いくね」
『うん、じゃあね』
拓也「またお話しましょ〜」
ふうや拓也くんの前では明るく振る舞わないと...!
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体育中の風雅と拓也の会話
拓也「なあ、さっきお前の姉さんさ」
風雅「なんだよ、狙うなよ?笑」
拓也「そうじゃなくて...泣いてたんだよ」
風雅「え?姉さんが?」
拓也「ああ、風雅が来てすぐ拭ってたけど俺には見えた」
風雅「なにかあったのかな」
拓也「風雅何も聞いてないのか?」
風雅「ああ、家でもいつも明るいし....」
拓也「じゃあ今日一緒に聞いてやろうぜ」
風雅「は?そんなこと出来るわけ..ない」
風雅「姉さんはいつも辛いことを隠すんだ」
風雅「俺の前では悲しい顔を見せたことない」
拓也「大丈夫だって、俺もいるからさ!」
風雅「......わかった」
風雅「じゃあ放課後、俺の家で」
拓也「おっけー」
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風雅side
放課後になった_
俺と拓也で家に向かっている
今日俺たちは部活があったから遅くなった
姉さんは部活に入っていないから
きっと家にいるはず...
大丈夫かな...1歩進む度に不安が募って言った
ガチャ
風雅「ただい...」
あれ?電気が消えてる
『グスッグスッ』
姉さんの泣いてる声が聞こえる
俺たちは気づかれないようにそっと家の中に入った
風雅「姉さん、どうしたの?」
『....っふう』
拓也「風雅の姉さん、大丈夫ですか?」
『た..たくやくんも』
姉さんは何事も無かったかのように涙を拭っていた
俺の前では嘘つくなよ...姉弟なんだから












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!