『できたっ♥』
嬉しそうな声にちらっと視線を移した
「ちょ、なにしてんの 笑」
ちょうどあなたの腰ぐらいの大きさのツリー
『この部屋無機質すぎるもん。』
『ちょっとぐらいこういうのしても可愛くない?』
「別にそんなことしなくていーの」
頬をふくらませて怒った素振りを見せるあなた。
長く付き合ってても可愛いと思うのは出会った頃から変わらなくて
『でも季節感じないと楽しくないじゃん!』
すると分かりやすく俯くあなたが呟いた
『でも、たかはお仕事、でしょ、?』
「んー、どうかな、?」
『…え?』
「明日の昼まで俺はあんたのものだけど?」
『…え!!ほんと?!!』
いくら仕事人間な俺でもこの歳になれば分かる。笑
目をキラキラされて喜ぶあなたは
確かにこの世で1人の可愛い俺の彼女で、
『んじゃあ、今日は一緒にいれる、?』
「ー、そういうこと。」
短い短パンからのぞかせるすらっとした細長い足
ダボダボの服から少しでた細い指
俺の袖口をぎゅっと小さく握るから
「ねぇ、?それ誘ってる、?」
は、!へ?!な?!!そんなことないし、!!/// ”
動揺隠せてないんだよな〜 笑
いつも以上にお顔真っ赤にしてるけど
俺は引かないよ〜?
袖口を掴んだ彼女の手を優しく引いて、
指を絡ませた。
自然と解いた指を今度は背中へまわし、優しくハグをした
同じはずの柔軟剤の香りが彼女が着ると更に増して
優しい香りになって
久しぶりに触れた彼女の
温もり が
体に浸透していくような
仕事の疲れが取れるような感覚だった
腕を解こうとする彼女を逆らうようにもう一度ぎゅっと
ハグをした
『んー、?今日の隆弘くんは甘えたさんなのかな〜?』
「ん、う る さ い 。」
「離したくない、」
『……ねぇワガママ聞いてくれる?』
「ん、」
『今日一緒に寝よう?』
そう。最近帰りが遅くなったり
家にいてもパソコンとにらめっこ
1番我慢してるのは彼女の方で
「今日は早く寝よっか。」
『いいの、?』
「ん、」
そのまま一緒にお風呂に入って
お互い寂しさを埋めるように愛し合った
「こんなクリスマスも悪くないね。」
次の日の朝
首に巻いた光るものを驚いたよう喜ぶ彼女の顔を思い浮かべながら眠りについた。
離したくない この香り。 P-sha
隠しきれないほど🎶
すみません ふざけました()
少し遅くなりました。Xmas storyです♥
(少しどころじゃないですね すみません🙇🏻♀️)
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!