第21話

❄️
404
2023/01/03 09:40

スビン side




それからと言うもの頭でずっとあのことがループして落ち着かない。




どういう状況だったの

どういう関係なの

あなたちゃんはあの子が好きなのかな

僕がもっと早くお店に行ってれば






あーもう、落ち着かない。






気晴らしにほぼ部屋着のまま外に出てちょっとだけ散歩。






🐰「…さぶ、、」








う〜、凍えそ、やっぱり 帰ろ、







🐰「…あ」







向かいの道路に見えた男女。
よく見るとあなたちゃん、と抱きしめていた昨日の男の子。





僕の気持ちはまたズーンと下がる。


本当に昨日といい今日といいついてないと思う。







とてもじゃないけどあの2人を見てられなくて足早にその場去った。




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あなた side




ボムギュとお出かけの日。


ちょっと遠出して街を歩こうとボムギュが言うからそれに合わせて着いていく。




🐻「ヌナ それ新しい服?」


「うん、よく分かったね」


🐻「可愛いから」


「…そうやって女の子を落としてきたんだ」





あ〜違いますよ〜と言うボムギュ。

お口は達者だもんな〜

いろんな子にそう言ってるはず。






お洒落なお店に入るとかわいい雑貨物がたくさん。





「これ可愛い」





小さくうさぎのシルエットワッペンが付いたマフラー。


うさぎと言えばスビンくん、、
頭の中にスビンくんの顔が思い浮かぶ。






「あ、スビンくんにぬいぐるみのお返ししないと、」


🐻「ぬいぐるみ?」


「この前スビンくんに水族館でぬいぐるみ買ってもらったから」


🐻「なにそれ、」


「これ買ってくる!」





これから寒くなるし、クリスマスもそろそろ。丁度いいもの見つけちゃった。






「お待たせ」



🐻「…おなかすいた」



「わ、ちょっと」








私の手を掴んでそのまま歩き出すボムギュに着いて行った。





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