告白されて断ったとは言えど、
私たち二人の間にそんなに禍根は残っていない
だから、高専のみんなと同じレベルで
軽く言葉を交わせる
てか劣等生って言う設定を演じてる私が
暗殺に参加するとでも思ってたのか???
カルマ、変なところで私に期待するな〜⋯⋯
やっぱこっちでもこうなるか
烏間先生の時もゴネられたもんなぁ⋯⋯⋯
あの子は────
確か、カルマと仲が良いとか言う
潮田渚くんかな
確かに、油断してたら普通に性別
間違えそう
やっぱ家庭の事情とか
複雑な絡み合いがあるんだろうな
あ、分かってないな
まぁ良いや
てかみんな憑き過ぎじゃない???
特に緑髪の────
えーと、茅野カエデちゃん?、あの子凄いよ
一体何があったらああなるんだ???
急に話しかけられた
え、誰?
あぁ、アレか
殺し屋のイリーナ・イェラビッチさんとやらか
でも、一応名前知らない体で進めとこ
呼び方のところやけに強調してくるな⋯⋯⋯
何かあったのか?
色仕掛けが得意そうな殺し屋、
イリーナ・イェラビッチ⋯⋯⋯⋯⋯
もしかして、他の人からビッチ先生とでも
呼ばれてたのか?
⋯⋯⋯⋯合ってた
いやまさかそんなこと⋯⋯って思ってたけど(
何でカルマはそんなに私にビッチ先生呼びを
させたがるわけ?
理由が分かんないんだけど
てか拗ねんなよ
劣等生の経験則その一
赤羽業はいちご煮オレで釣れる
そう言ってカバンから出したいちご煮オレを
カルマに投げ渡す
カルマは運動神経とか反射神経が良いし、
それにそもそも隣の席で大分近かったから、
投げられたいちご煮オレを
危なげなくキャッチした













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。