柏木side
初恋の人は誰ですかって聞かれたら
食い気味に「わたなべくんです」って答えちゃうような私が
ついに翔太の家に来てしまいました
え、翔太は余裕そうだけどさ?
独身の女が独身ひとり暮らしの男の家に入るんだぞ?
なんかあっちゃうじゃん!
そりゃうちに翔太を呼んだことは何回かあるけどさ
それとこれとは違うじゃん…?
渡辺「お前が緊張してるとか珍しww」
柏木「いやっ…メンバーのお家はじめて…」
渡辺「は?まじで言ってんの?」
柏木「だって行くより呼ぶ派なんだもん!」
渡辺「ふーーん」
いや聞いといてなんだよその態度
頃合いをみて帰ってやる!もう怒ったもんね!
柏木「でなんで家に来てほしかったの?」
渡辺「特になんもねーけど」
柏木「は?せっかくのオフを翔太とただ過ごすだけなの?」
渡辺「わるい?」
柏木「いや悪くはないけど…」
30年の付き合いだけどわかんないや、
翔太のこういうとこ。
渡辺side
あなたをうちに誘えたのはいいけど
これからどうしよ…
なんもやることねぇ
ただ"お前といたい"って言うだけじゃなんかキモいし…
あいつ帰りたそうにしてるし。
渡辺「恋バナしようぜ」
柏木「は?」
渡辺「地雷だった?」
柏木「いや別にいいけど…ww」
待ってまっていきなり意味不発言な上に
めっちゃ困らせてんじゃん!やばいやばい
柏木「翔太そういうの興味あるんだ?」
渡辺「興味ないってわけじゃないかなーー」
ほんとに沈黙はやばいって
お互い気まずすぎる…
なんで今日に限ってあいつローテンションなんだよ
いつもだったら
「わー翔太の家〜!探検していい〜?」
とか言いそうなノリなのに()
柏木「せっかくだから涼太呼ぶ?」
渡辺「うん」
柏木「あれ、今のは怒ると思ったのにw」
渡辺「え?」
柏木「だって私誘うとき涼太も来るっていったらすごい嫌がってたじゃん」
うわーそうだったわ
気まずさのあまり大失敗だわ、ぴえん。
渡辺「まぁ…きぶん?」
柏木「そういう気分屋さんすぎて振り回されるのももう慣れたww」
渡辺「あざth」
このあとほんとに涼太を呼んで恋バナして
涼太のご飯を食べて
わちゃわちゃして…って結局楽しかったんだけど
ずーーーーっと涼太がニヤニヤしてたのがめっちゃ気になる
まぁ色々とありがとう












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!