第6話

第2試合 戦前
209
2025/12/26 00:50 更新
あなた
今日のチームメイトは…
あなた
てか、1日しか休みくれないんだ
まぁ…文句を言っても意味ないか。


そう思って手に持ってた紙を開く。

___________________

「調香師」 ウィラ・ナイエル


「納棺師」 イソップ・カール


「占い師」 イライ・クラーク

___________________
あなた
嘘でしょ、!?
あなた
また誰も知らない…

一昨日と同じテーブルに今度は違うメンバーが集まる。


目隠しをつけた男の人以外はみんな真顔ですんとしていた。
あなた
……
ウィラ
ウィラ
……
イソップ
イソップ
……ッ
イライ
イライ
やあ君、こんにちは
イライ
イライ
君は旅行家だよね、これからよろしくね

彼はフクロウを撫でながらニコニコして話しかけてきた。


目隠しをしているのに私の顔は普通に見えるらしい
あなた
よろしく、貴方は…
あなた
占い師さん…?
イライ
イライ
正解!イライでいいよ
ウィラ
ウィラ
なんだか不審者みたい

綺麗なブランド物の服を着た上品な女の子がぼそっと言う。
あなた
えっと、私…ですか?
ウィラ
ウィラ
違うわ、本人は心当たりないみたいだけどね
イライ
イライ
えっ!!私のこと!?
ウィラ
ウィラ
初対面の人に「やあこんにちは」なんて、犯罪くさいわよ
イライ
イライ
そ、そうなんだ…

イライは結構ショックを受けたように椅子にもたれかけた。


これまでずっと喋っていない、一番奥の席に座ってる人をチラッと見る。
あなた
こんにちは、納棺師さんでしたっけ
イソップ
イソップ
ヒィッ……

彼は一瞬体をビクッと震わせ、ゆっくり顔を上げてこっちを見た。


顔はこっちを向いているけど視線は合わせてくれない。
ウィラ
ウィラ
…もっと非常識なやつがいたわ

ウィラが諦めたように首を左右に振る。
ウィラ
ウィラ
新人さんに話しかけられて「ヒィッ…」だって?
ウィラ
ウィラ
最悪よ、イソップ
イソップ
イソップ
すいません…
イライ
イライ
彼は少し社交恐怖なんだ、気にしないであげて
あなた
なるほど…
あなた
私はあなたの下の名前・あなたの名字、よろしくお願いします
イソップ
イソップ
イソップ……カールです
ウィラ
ウィラ
はぁ…
ウィラ
ウィラ
私はウィラ・ナイエル、これからよろしくね
あなた
はい!

その時、赤黒い布がふわっと目の前を通り過ぎた。


それに続いて見覚えのある緑の蝶が1匹、ひらひらと舞ってきた。
あなた
あ、この蝶は!
ウィラ
ウィラ
…!ハンターは芸者よ

3人とも一気に真顔になって向こうのカーテンを睨んだ。
あなた
みんな、そんなに緊張しなくたって…
美智子
美智子
よいしょ…
あなた
あ、美智子さん!
美智子
美智子
まあ、あなたのハンターに呼ばれたい愛称はんやないの!

私だとわかった瞬間美智子は笑顔になってテーブルに近づいてきた。

美智子
美智子
蝶が急にそちらに行ったかと思うたら!
美智子
美智子
また会えて嬉しいわぁ!
あなた
私もです!
イソップ
イソップ
…!?
イライ
イライ
え、どういう状況ですか…
ウィラ
ウィラ
静かにしなさいイライ!

ウィラが急いでイライの口を押さえる。
イライ
イライ
むぐっ
あなた
今日も美智子さんとゲームができて嬉しいです!
美智子
美智子
それがねぇ…今日はうちやないんよ
あなた
あ、そうなんですね…

美智子は少し落ち込んだ後、またすぐに顔がぱぁぁっと明るくなった。
美智子
美智子
…いいこと思いついたわぁ!
美智子
美智子
紹介してあげるわ、少し待っててなぁ

彼女はそう言ってすぐにカーテンの後ろに行ってしまった。


それと同時にウィラがすごい勢いで私の方を見る。
ウィラ
ウィラ
どういうことなの!?
ウィラ
ウィラ
芸者とあんなに仲良いだなんて知らなかったわよ!
あなた
昔、日本っていうところで知り合ったんです
あなた
私、旅行家なので…
ウィラ
ウィラ
彼女はいつだって容赦がなかったわ!
ウィラ
ウィラ
私だって何回もあの小刀で切られたのよ、
香水を全部使い切って倒れるまで彼女は攻撃を止めないもの!!
あなた
えっと………

ウィラがハッとして申し訳なさそうに私の目をまじまじと見つめた。
ウィラ
ウィラ
ごめんなさいね…少し驚いてしまったの…
ウィラ
ウィラ
傷つけたかしら…?
あなた
ううん、大丈夫ですよ!
あなた
でも…美智子さんはいい人です
あなた
きっと誰かに脅されてこんなことをしてるんですよ!!
ウィラ
ウィラ
……そうね、貴女を信じるわ
イライ
イライ
あなたの下の名前さん、彼女が戻って来ましたよ

イライがカーテンの方を指差す。


私もそっちに目をやると、美智子の隣に男の人が一人居るのが見えた。
美智子
美智子
ジョゼフはん、早くしてくだはれ!
ジョゼフ
ジョゼフ
わかりましたよ、押さないでください
ジョゼフ
ジョゼフ
ああ、一番右に座ってる人ですか
あなた
え!?!?
イライ
イライ
わッ…

美智子さんの隣にいる人の顔がはっきり見えた瞬間、目が飛び出るくらい驚いた。


私の急な大声に、隣に座ってるイライがびくっと震えた。

ジョゼフ
ジョゼフ
びっくりした、驚かせようとするんじゃないよ

彼はそう言って服を整えた。


まだ私が誰なのかわかっていないみたい……

美智子
美智子
ジョゼフはん、この子があなたのハンターに呼ばれたい愛称はんよ!
ジョゼフ
ジョゼフ
…!
ジョゼフ
ジョゼフ
…美智子さん、今あなたのハンターに呼ばれたい愛称って言いました?

ジョゼフが少し信じられないような顔で美智子を見た。
美智子
美智子
そうやけど、急にどないしたんや?
あなた
じょ、ジョゼフ!!!
ジョゼフ
ジョゼフ
な、なんで君が……
美智子
美智子
あら、ジョゼフはん、もうゲーム始まるわぁ
ジョゼフ
ジョゼフ
あ、ああ…ありがとう。

ジョゼフは最後にチラッと私を見て、


すぐに後ろを向いてカーテンの中に入って行った。


右下のカウントダウンが 00 : 00 になると同時に、また周りが真っ暗になった。








パリンッ……

次はどの3人とどのハンターとの試合が見たいですか?


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先着順で、もう出てきたキャラが居ても大丈夫です!!ヾ(@⌒ー⌒@)ノ
(ハンターは被ったらダメかも…!🙇)

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