《国木田目線》
さて……どうしたものか……
そうして俺達は大広間の方へ向かって行った
《白黒目線》
|ω・`)ノ ヤァ
久しぶりの僕目線だね
てか……この小説はギャグ小((メタい
シリアスは求めてない人多いんじゃ((
喋らせろや駄作者ァ……!
ゴホン……で、本題だ!
意識取り戻したけどこの状況どーしよ
率直な感想言うよ??
痛い助けてママン((
ん??
あっれれ〜?
何か奥から人影二人……?!
あ、国木田さんと相澤先生やんけ
らっき〜☆
気づいてくれた…!!
あ゛ぁん?!
来て悪いかよこの野郎…💢
推しが来て悪いかよお゛ぉん?!
……あ、ヤッベつい本音が☆
そう言い、二人は僕を投げ捨てて本の中へ消えていった
ん?!投げ捨て、て?!
ゴンッ
痛っぁぁぁ!!!?!?
顔面から着地かよォ!!
ナニこれ、顔面セーフでも言いたい訳なのか!?
あ、国木田さん…
おー助かりますわぁ
国木田さんにロープを切ってもらい、塞がれていた口も開放されしっかり喋れるようになりました〜!
ヒェェェ………怒られたぁ……
どうすっかなぁ……
与謝野さん…………与謝野さんだけはご勘弁を…
一回受けたことある……怖かった…
ウン……コワカッタヨボク……
与謝野さんに頼まないなら………自分でやるしかないか…
…………仕方ねぇ…!
痛いの承知でいっちょやるしかないか…!!
あ、無言ながらナイフ渡してくれた
え?何で国木田さんからイチイチナイフ貰うかって?
オメーの異能に“独歩吟客”あるから使えばいいじゃねぇかって?
それがねぇ……
手帳が無い為使えましぇぇん!!
ムーリー!!残念でし((
いや……手帳…忘れた訳ではないのよ…
もってないのよ…
僕専用の手帳…もってないのよ…
……今度作ってもぉらお!!
さて、と……
グサッ
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!