前の話
一覧へ
次の話

第10話

┊︎ 8話
10,082
2023/11/19 12:00 更新



あなた
   ちょちょ 、 離して !   

壬氏
   あ … 悪い   

あなた
   急にどうしたの ?   

壬氏
   いや … 別に   










人通りの少ない下級妃の部屋の裏側まで

不機嫌な顔をした 壬氏 に手を引かれて

連れてこられた私 。



… 誰にも見られていないことを祈りたい 。









あなた
   猫猫 ともっと話したかったのに   

壬氏
   あなた は薬屋と近すぎる   

あなた
   … そんなこと ?   

壬氏
   大事だな   

あなた
   いやどこが   








背が高い 壬氏 は 、 私の頭に顎を乗せたまま話し始める 。




加えて隙間が無いほど抱きしめられているから

風で揺れる 壬氏 の長髪が素肌をかすめてくすぐったい 。










高順
   壬氏さま 、 素が出ています   

あなた
   ほんとにそう 。 ここは外だよ   

壬氏
   そんなに言わなくてもいいだろ   
壬氏
   わかってるよ   







嫌そうにしながら

壬氏 は密着していた身体を私から離す 。








心做しか 、 私を連れ出した時の

壬氏 の機嫌の悪さが和らいでいる気がした 。



… 今も若干拗ねた子供のような顔をしてはいるが 。







普段は天女のような笑みを貼り付けているのに

ふとした時に 壬氏 は急に子供っぽくなる 。



まあ 、 そっちの方が私は好きだけど 。











あなた
   あんまり無防備だと 、 壬氏 は危ないよ   

壬氏
   … !   











私がふと零してしまったそんな独り言 。





少し驚いて目を瞬かせる 壬氏 は

その細長くて骨張った指を私の顔に近づけてきた 。




















あなた
   えっ 、 何 … !?   








伸びてきた 壬氏 の指は私の頬を優しくつまんだ 。







あなた
   んぇ … 壬氏 ?   

壬氏
   俺がこんなに無防備なのは 、   
あなた の前だけだ










私の頬を好き勝手に弄ぶ 壬氏 は

この世の全てを覆せそうなくらいに美しい顔で

柔和な笑みを浮かべた 。











あなた
   … そっか   

壬氏
   ふふ 、 顔が赤いな   

あなた
   壬氏 がつまむから   

壬氏
   耳は触っていない筈だが ?   

あなた
   高順 助けて   

高順
   … 壬氏さま  

壬氏
   逃げるなんて図星なようだな   










私の顔を覗き込もうと動き回る 壬氏 から逃げて

高順 の背中に隠れる 。



そんな私たちを見て 高順 は

温かく見守るような … 困惑したような表情をしていた 。

















     ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈










     ⭐ 1000 本当に本当にありがとうございます 🙇🏻‍♀️‪‪´-


この小説が皆様の少しの暇潰しになっていたら

僕も幸いです 🙌🏻💗






ひとつご相談なのですが 、

実はこの小説の 猫猫 ver. も

ほんの少し書いています 。


でも正直 、 猫猫 の溺愛ものとなれば

キャラ崩壊しかなく 、 需要があるか分からないので

アンケートを取らさせていただきます 😌




宜しければご回答下さると幸いです !












アンケート

猫猫 ver. 出して欲しい ?
出して欲しい
75%
出さなくてもいいよ
25%
投票数: 2382票






締切は本日より1週間後とさせて頂きます 。






多忙なため 、 コメ返はめちゃめちゃ遅れてますが

💬 には全て目を通しています 🤗💗


感想💬 等 、 じゃんじゃんお待ちしています !! w



これからも引き続き宜しくお願いいたします 😊









プリ小説オーディオドラマ