呼吸が出来ない
落ち着いて 落ち着いて
深呼吸 して 落ち着いて
あの時のカナヲの叫び声
カナヲ達や私のあちこちから
匂う"鉄の匂い"
カナエさんが亡くなった
あの時の記憶
あの背が凍る、息ができなくなる程の
冷たい氷の空気
しのぶさんが亡くなったあの瞬間
フラッシュバックし過呼吸
それは 鬼殺隊の私が一番恐れていた事が
今、現実に起こっている
近いはずなのにたった数mなのに
アイツの声が遠い 意識を失いかけてる
過去を見て気を失っても
何も護れない 何も ..
" 私は、変わった "
変わった .. 、?
私はあの時から
何も変わってない ただ逃げていた
ずっと何回も自分に甘えるのは終わりと
聞かせていたのに
自分自身から現実から逃げていた
童磨からの攻撃 .. !?
今じゃないでしょうが ッ ..
呼吸を正して正さなきゃ
止血 .. っ
" あなた 、真剣な話になっちゃうけど ...
何があっても感情には
操作されないようにしましょうね "
" そうすればきっと あなたなら大丈夫 "
自分って なんだっけな
童磨が次の技を相澤に向けようとした
ことを察知しすぐに正気に戻る
しのぶちゃんとか 〜〜 .. なんだっけな
そうそう 、カナエちゃんのこと考えてたノ?♡















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!