第44話

馴染んだメンツ
3
2026/02/12 08:00 更新
2日に1話投稿なのに、日にち経ってしまってすみません!学校が忙しくて…
詳しくは雑談部屋で話しますが、2/21まで、デュアヒロの投稿をお休みさせていただきます…!
以上、作者でしたー!
 軽快な音を立てて走る馬車。
 ほとんど国を縦断するに近いので、一度帝都へと向かう道のりとなる。
 と、荷台から楽しそうな声が聞こえて来た。
グロンド
とりあえず、フィラくんには全員の紹介しないとねぇ
フィラズ
お願いします…ってか、その、“フィラくん”っての…
フィラズ
ヴィアルのも似た感じだけど、グロンドがあだ名考えたのか?
グロンド
そだよ!ボクが考えたの。呼びやすいでしょ?
フィラズ
あだ名使ってるのグロンドだけだし…でしょ?って言われても…
ロウ
私は普通に“ロウちゃん”って呼ぶよね?
グロンド
元々名前が2文字しかないからね。本当はあだ名で呼びたいけど…
 女子2人が話し始めて、若干気まずくなっている雰囲気を感じる…
 フィラズも、俺と同じ道を辿っている…
ファイル
くあっ…ねんむ…
ファイル
ヴィアル、今はどこの辺りだ?
ヴィアル
そんなに経ってねぇよ…西街道に繋がる、分岐の辺りだな
ファイル
全然じゃねぇか…
ヴィアル
だから言ったろ
 暇になったのか、ファイルはそのまま俺の横で居座り出した。
ファイル
ヴィアルの先代は、どんなヤツだったんだ?
ヴィアル
ん…あれ、父さんは結界のところへ行ってないのか?
ファイル
結界の方で人影は何回かみたことはあったが…勇者かどうかは見てないな
 まぁ、そんなもんか。
 グロンドも直接会って話すのは…って言ってたってことは、見かけただけで話してないことが多かったってことだろうし。
ファイル
ちょ、どんな人だったって話だろ?
ヴィアル
まぁ…父さんは、家事以外なら何でもできたって感じか…
ファイル
家事以外…
ヴィアル
乗馬も剣技も達人で、右に出るものはいなかった。ただ…な、うん
 本当に生きるためのスキルがなくて、母さんに出会っていなかったら、勇者の剣の継承がどうのこうのの前に、一人で死んでたと思うんだよな…
ロウ
え、そうだったの?
 いつの間にか話を聞いていたのか、ロウたちが俺たちの方を見る。
ロウ
だからヴィアルも料理なんにも出来ないのかー
ファイル
…え?
ヴィアル
ヴィアル
さささ、さぁ!確かここら辺に宿屋があるはずだ!今日は柔らかいベッドで寝ような!
ロウ
…声震えてるよ
ヴィアル

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