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第2話

ウツボの人魚と座敷牢
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2025/04/13 03:55 更新
あらすじの注意書きは読みましたね?

それでは、どうぞ






ヴォイド・リーチ
ヴォイド・リーチ
ねーここつまんなーーい!!

ヴォイドは現在座敷牢の中で畳に寝転び、ギャーギャー騒がしく文句を叫んでいる。

どう考えてもセリフが捕虜のそれじゃないんだよ。

ちなみに最初は「珍しいもの見れたー!」と喜んでいたのだが、10分もせずこの状態である。

感情の振れ幅がメトロノーム並み。

ヴォイド・リーチ
ヴォイド・リーチ
ねーねー、そこにいるんでしょー?
ヴォイド・リーチ
ヴォイド・リーチ
暇だからウチと喋ろうよー!

天井に向かってヴォイドは声を掛けるが、当然答えは返ってこない。

ヴォイド・リーチ
ヴォイド・リーチ
出てっちゃおうかなぁ、、、

ぼそりとヴォイドが呟き、何やら宝石のついた腕輪を取り出した、瞬間。

諸泉尊奈門
飯だぞ妖怪

とてとてと少年、、、諸泉尊奈門がご飯の乗ったお盆を運んできたことでヴォイドはさっと腕輪を袖の下に隠し、ぱあっと笑みを浮かべた。

ヴォイド・リーチ
ヴォイド・リーチ
まだオレ人外扱いなの〜、、、?
ヴォイド・リーチ
ヴォイド・リーチ
って、あ~!稚魚ちゃんじゃあん!
諸泉尊奈門
きゅっ、急に大声を出すな!!
ヴォイド・リーチ
ヴォイド・リーチ
えー、、、ヤダ
諸泉尊奈門
拒否!?

コントか。

ヴォイド・リーチ
ヴォイド・リーチ
それで〜、ご飯?
諸泉尊奈門
そ、うだ

わずかに身を引き、答えた尊奈門。

ぱち、と不揃いの両目を瞬き、ヴォイドは問う。

ヴォイド・リーチ
ヴォイド・リーチ
これ、毒?

途端に尊奈門はビクリと体を震わせた。

諸泉尊奈門
、、、違う

あからさまな嘘。

常人ですら嘘と見抜けるもの。

それでもヴォイドは格子の隙間から尊奈門の頰をつつき、笑って言った。

ヴォイド・リーチ
ヴォイド・リーチ
いいよぉ、稚魚ちゃんの言うことだから信じてあげる〜

ヴォイドが箸を手に取った瞬間、着物の裾を掴んで俯いた尊奈門が叫んだ。

諸泉尊奈門
駄目だ!!!
ヴォイド・リーチ
ヴォイド・リーチ
なぁに?

こてんと首を傾げ、ヴォイドは穏やかに応じた。

尊奈門はゆっくり震える声で言葉を紡ぐ。

諸泉尊奈門
、、、本当は、毒、だから、、、お前は、、、死ぬ
ヴォイド・リーチ
ヴォイド・リーチ
ふーん

ヴォイドは。

尊奈門を見もせず、惣菜を一つつまみ、、、

ヴォイド・リーチ
ヴォイド・リーチ
いただきまーす

ひょいと口の中に放り込んだ。

諸泉尊奈門
話聞いてたのか!?

尊奈門の絶叫が座敷牢に響き渡ったのだった。
















続く、、、?

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