次の日から、ロンとは会う機会が多くなっていった。
その日は夕食の時に隣に来てくれた。
まだ少し緊張はするけど、ロンは優しくて、どこか抜けてて、一緒にいて苦じゃないなとは感じていると思う。
ロンが何を言いかけたのか分からなかったが、チョウが居なくても話せるようにはなってきたと思う。私にとっては結構成長した方だ。
何故か胸がチクリと痛んだ気がしたが、気の所為だと思う。
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ロンは、ハリーとハーマイオニーと何か話しているようだ。真剣な顔をしている、何かあったのだろうか。
3人の目線の先には、ドラコ・マルフォイがいた。彼の家系は純血主義で、私の両親とは気が合うのか、何度が家に遊びに来ていた。
そこからの記憶は一切なかった。気がつくと、私は医務室にいて、チョウ、ハリー、ハーマイオニー、それにロンが来てくれていた。
チョウが私を慰めるように抱きしめてくれたが、涙が溢れて止まらなくなってしまった。それから、ハリー、ハーマイオニー、ロンの3人に、幼少期の時の記憶を話した。
あなたは少し笑顔になった。

















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。