初めて会った人に話すことじゃない
そう思ってたのに
気づいたら話してた、
泣きながら話してる間
ローレンは黙って目を見て真剣に聞いてくれた
近くにはいなかったけど叶さんも聞いてた
一段落ついた時
ローレンが水とタオルをくれたっけ
叶さんの唐突な話に思わず笑ったのを覚えてる
多分あの時は叶さんなりに考えてくれたのかな
私が笑ったのを見て2人安心した顔してたな
そこから仕事をしつつ鴉に通った
声かけてもらって話を聞いてもらって
少し自分の中でなにかが晴れた気がして
鴉の人のは感謝してもしきれなかった
だから尚更ローレンに貢いであげたかった
でも知らぬ間に私はローレンに好意を抱いていた
他の卓に行って欲しくなくて
何百万ってお金使ってた
自分のものにしたかったからだ
でもそれでも足りなかったから
私はローレンに告白をした












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!