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三人とも高校2年生
恋愛あり
学校の大掃除の時間、俺は初めて恋をした
〜3ヶ月前〜
ゴミ箱は誰かが洗ったあと乾かしている。
掃除が終わってちりとりにゴミを集めたのはいいが、乾かしている最中のあの中(ゴミ箱)に入れていいのか…?
困り果てて教室をうろうろしていた。もうちりとりは床に置いてどこかに行ってやろうか、
そう考えていた時…
りもこんが声をかけてきた
俺はあのときのりもこんのカッコよさと、笑顔に惚れた。あの日から、りもこんのことを意識し始めて、どんどん好きになっていった。誰にも渡したくないって思うようになった。
俺以外の男と仲良く話すりもこんを見てると居ても立っても居られなくなる。
俺はこの気持ちといつまで闘うんだ…
そう思った俺は、ある人物を頼ることにした。
かざねは俺の幼馴染。なんでも相談しあえる仲だ。
だから恋愛相談にも真剣にのってくれた。
りもこんと気まずくなるのは嫌だ
そんな感情が俺を邪魔してくる
意味深な言葉を残してかざねは教室を出ていった
あれから定期的に放課後教室でかざねに恋愛相談をしている。クラスのやつらはみんな早く帰るから、二人きりだ。かざねは真剣に俺の恋を応援してくれている。そんなかざねの気持ちに応えたいけど…
やっぱり勇気が出ない。ほんと、不甲斐ない…
初めて相談をしてから1ヶ月、恋をしてから4ヶ月。
そんなある日のこと…
俺の後ろには、いつのまにかりもこんがいる。
一日前
かざねとりもこんのLINE
待て待て、りもこんいつからいたんだ?
もしかして俺がりもこんのこと好きだってこと聞こえてた?待て、全然準備できてない、どうしよう、ごまかせるか?いや無理か、どうしようっ
俺は一瞬のうちに走馬灯のようにいろいろ考えた。
どんどん俺の顔が熱くなっていく。
決めた。
俺は椅子から立ち上がって、りもこんの肩を掴みながら思いをぶつけた。
もうこうなったら、当たって砕けろ!!
とにかく今まで好きだったことを伝えた。
もう振られても後悔はない。
つい飛び上がってしまった。
涙が出て来た。
今までのことをりもこんに話した。
りもこんと仲良く話す人に嫉妬してたこと、りもこんの笑顔をみるたびに付き合う想像をしてたこと、かざねにずっと相談してたこと。
俺たちは顔を真っ赤にしながら愛を叫んで家に帰った。さっきまで恋が叶わないと思っていたことが嘘みたいだった。
もう、嫉妬で苦しまなくてもいいんだな…
あの時のりもこんと同じ笑顔を独り占めできるんだな…
笑いながらも込み上げてきた涙が夕焼けの光に照らされた。りもこんの瞳の雫にも、真っ赤になった俺の顔が映っていた。
本編終了
約2200文字です

















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。