結局、あのチアの格好をしろ、という、
相澤先生からの言伝は、峯田くん達の嘘だったらしい
…良かったぁ…着なくて
… 温存、しておきたいなぁ
すると、突然、尾白くんが辞退した。
…「アイツ」の個性で、
騎馬戦の終盤ギリギリまで、
記憶がぼんやりとしかないらしい。
…アイツ…………?、
…尾白くんが一緒に組んでいた、あの紫髪の……?
……だとしたら、なんの個性なんだろう。
組み分けは、まず最初に、私VS八百万さんだった。
あんなに色んなものポンポン出されるのは、
だいぶキツイ。
とにかく、なにか出される前に……
─── まだ、『あの個性』を
使う訳には行かないから。
… それは、『まだ』 、使わないから。
ーーー控え室前 廊下
…どうしよう。
やっぱり、ゴリ押しで、出される前に潰すしかない…?
…… どうして…
どうして、ここに……
…気持ち悪い…
早く、通り過ぎないと
…違う。
うるさい。
黙ってよ……!
『兄さんたちとは違う』……?
…なに、それ
……燈矢兄のことも、言ってるの?
……ねえ、エンデヴァー
……私は絶対、お前のことを、
……轟炎司。
… 必ず、地獄に、堕とす













編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。