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第3話

第3話
52
2026/06/07 00:46 更新
私達はR国の城へ入る
R国はらっだぁの住んでる国で、
和やかで楽しい雰囲気の国だ
私はそんな国の城に行って、
らっだぁのご両親___国王とお妃様に顔を出しに行くのだ
勢いで来ちゃったけど本当に大丈夫かな…?
rd
緊張してる?
あなた
ふぇっ!?
rd
わかりやすっw
あなた
うっ…//
らっだぁは優しく微笑んで言う
rd
俺の両親は良い人だから大丈夫!
rd
それに何かあっても俺があなたの下の名前を守るから
あなた
…!
うん、ありがとう!
少し歩くと王の間に着く
途中の兵隊さんやメイドさんの視線が痛かったけど、
気にしないことにした
rd
じゃあ…入るよ?
私は頷く
と、らっだぁはドアを開ける
rd
父上、母上!ただいま戻りました!
国王
おぉ、戻ったか…ん?そちらのお嬢さんは?
私の方に視線が向かう
話の通り優しそうだけど、どこか威厳がある人だ
あなた
わ、私の名前はあなたです…
お妃様
あなた…先のパーティーの?
あなた
は、はい…!
思わず綺麗な人だな…と見惚れる
国王
なぜお前は人妻を連れてるんだ?
当然、それ相応の理由があるんだろうな
国王はらっだぁを見透かすように睨む
らっだぁはそれにすら臆せず話し出す
rd
そりゃもちろん!
話すも涙、聞くも涙な事情があって…
と、らっだぁは一部始終を話す
国王
なんと…!!
お妃様
酷いわ…
rd
というわけで、
あなたの下の名前をうちに招き入れたんだけど…
らっだぁは2人をチラチラと見る
国王
それなら仕方あるまい
あなたの下の名前嬢、ようこそR国へ!
お妃様
遠慮しないでなんでも言ってね!
2人は私を満面の笑みで迎えてくれる
あなた
ありがとうございます…!
胸があったかくなるのを感じる
良い人達でよかった…!
お妃様
それはそうとして…2人はどういう関係なの?
rd
そりゃあ…
あなた
友達だと
rd
恋人でしょ!
あなた・rd
…ん?
rd
え!?違うの!?
あなた
と、友達としてってことじゃ…!?
私とらっだぁは顔を見合わせる
それを見ていた国王とお妃様は吹き出す
母親
ふふっ、わかりづらいのはお父さんそっくりね
国王
少し思い込みが強いのは母さんそっくりだ
rd
む…
今はこっちで話してるんだけど?
国王
おぉ、すまない
国王は軽く咳払いをする
国王
まぁまだ会って間もない、
まずは友達からでいいんじゃないか?
お妃様
あなたの選んだ子だから大丈夫だと思うけど…
お互いのことをもっと知ることが大事よ
あなた
はい!
rd
…はーい
らっだぁはわかりやすく不貞腐れる
子供っぽいなぁ〜
国王
そうと決まれば、らっだぁ
あなたの下の名前嬢を案内してあげなさい
rd
うん、任せて!
らっだぁはさっきと打って変わって顔を輝かせる
なんだか面白いかも
お妃様
まずは2人とも着替えなさいね
そんな格好じゃ動きづらいでしょ?
rd
あっ、そうだった!
じゃああとでね、あなたの下の名前!
あなた
うん!
私達はお互いメイドさんや執事さんに連れられて
着替えを施してもらう
メイドさん
とてもお綺麗ですね…!!
メイドさん
見て、髪綺麗すぎる!
肌もっちもちなんだけど!
メイドさん
えぇ…天使じゃない…!どうするどうする?
メイドさん
久々にメイド魂が燃えてきたわ…!
うぅ、恥ずかしい…//
あまり人に容姿を褒めてもらうこともなかったから、
新鮮だけど、同時に照れるというか…
そんなこんなでメイドさん達に、
服やらなんやらを手伝ってもらった
メイドさん
よくお似合いです…!
あなた
あ、ありがとうございました…!
私は慌ててお辞儀する
メイドさん
いえいえ、当然のことですから!
それだけ言い残してその場を離れていった
かっこよ…!
rd
あ、あなたの下の名前!
私は声のする方を見る
と、さっきのフォーマルな格好とは程遠い、
暑そうな格好をしている
かく言う私もだいぶラフな格好だけど…
あなた
暑そう…
rd
え?そんなことないよ!
いやあるでしょ!!?
それとも通気性とか良くなってるのか…?
rd
んじゃ、城の案内するね!
あなた
うん、よろしく!
らっだぁは私の手を引く
ホールに風呂に私やらっだぁの部屋、
客間やキッチン、使用人棟…
その他たくさんの部屋を見て回る
急に来たにも関わらず、
全員嫌な顔一つせずに暖かく迎えてくれた
良い人達が多い国なんだな…!
rd
それでここが図書室!
rd
一生かかっても読みきれない量の本があると思う
らっだぁは乾いた笑いをする
あんまり本読んだりするのは得意じゃないのかな?
rd
これからは暇だろうし本幾つか取ってっていいよ!
返せば問題ないからね!
あなた
わかった、ありがと!
私は早速本棚へ向かう
自分の身長の3倍はありそうな高さに、
怯みとワクワクを感じる
本を読むのは昔から好きだ
暇つぶしにはもってこいだし、
その世界に没頭して現実逃避もできる
私は小さめな階段みたいなのに乗って上の段も見る
あなた
…あ
私は一つの小説に目を止める
お気に入りの作家さんのだ…!
そう思い、手を伸ばす
と、横から伸びた誰かの手と当たる
あなた
ふぁっ!?
???
わぁっ!?
私達は驚いて、お互いすぐ手を引っ込める
勢いで転びそうになるが、なんとか耐える
あなた
え、えーと…
???
あ、ごっ、ごめんなさい!!
と、頭を下げて謝ってくる
その人は身長が高く、ボブくらいの赤い髪だ
一瞬女性だと思ったが、声を聞いてすぐに男性とわかる
あなた
い、いえ!!もう読んだことあるのでどうぞ…!
???
いや俺もあるんで、読んだこと…!
私達はお互い顔を見合わせる
と、吹き出す
???
…ふぅ、えっと君もこの作者さん好きなの?
あなた
はい!
ストーリーや世界観がとても好きで…
???
わかる、不思議だけどどこか現実味があるよね!
あなた
そうなんです!
読み終わった満足感がすごくて!
私達は共通の話題があることで盛り上がる
少し経つと、いつのまにかお互いタメ口になっていた
???
君、めっちゃ話が合うなぁ〜!
…あ、名前って?
あなた
そういえば言ってなかった…!
私の名前はあなただよ!
???
あなたの下の名前ね!俺の名前は…

ガタッ

ん?何の音だろう
すると相手の顔が青ざめていく
???
ッ、危ない!
あなた
へぁっ!?
その人は私を覆い被さるように倒れ込む

バサバサッ、ガタッ

周りを見ると本が幾つか落ちてきてたようだ
この人はこれを見て庇ってくれたんだ…
???
あなたの下の名前、大丈夫!?
あなた
わ、私は大丈夫だよ…そっちこそ大丈夫?
???
うん、大丈夫だよ!よかったぁ…
お互い安堵の息を吐く
rd
何の音!?…って、レウ?
ru
らっだぁ!
その人____レウはパッと顔を明るくして言った

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