私達はR国の城へ入る
R国はらっだぁの住んでる国で、
和やかで楽しい雰囲気の国だ
私はそんな国の城に行って、
らっだぁのご両親___国王とお妃様に顔を出しに行くのだ
勢いで来ちゃったけど本当に大丈夫かな…?
らっだぁは優しく微笑んで言う
少し歩くと王の間に着く
途中の兵隊さんやメイドさんの視線が痛かったけど、
気にしないことにした
私は頷く
と、らっだぁはドアを開ける
私の方に視線が向かう
話の通り優しそうだけど、どこか威厳がある人だ
思わず綺麗な人だな…と見惚れる
国王はらっだぁを見透かすように睨む
らっだぁはそれにすら臆せず話し出す
と、らっだぁは一部始終を話す
らっだぁは2人をチラチラと見る
2人は私を満面の笑みで迎えてくれる
胸があったかくなるのを感じる
良い人達でよかった…!
私とらっだぁは顔を見合わせる
それを見ていた国王とお妃様は吹き出す
国王は軽く咳払いをする
らっだぁはわかりやすく不貞腐れる
子供っぽいなぁ〜
らっだぁはさっきと打って変わって顔を輝かせる
なんだか面白いかも
私達はお互いメイドさんや執事さんに連れられて
着替えを施してもらう
うぅ、恥ずかしい…//
あまり人に容姿を褒めてもらうこともなかったから、
新鮮だけど、同時に照れるというか…
そんなこんなでメイドさん達に、
服やらなんやらを手伝ってもらった
私は慌ててお辞儀する
それだけ言い残してその場を離れていった
かっこよ…!
私は声のする方を見る
と、さっきのフォーマルな格好とは程遠い、
暑そうな格好をしている
かく言う私もだいぶラフな格好だけど…
いやあるでしょ!!?
それとも通気性とか良くなってるのか…?
らっだぁは私の手を引く
ホールに風呂に私やらっだぁの部屋、
客間やキッチン、使用人棟…
その他たくさんの部屋を見て回る
急に来たにも関わらず、
全員嫌な顔一つせずに暖かく迎えてくれた
良い人達が多い国なんだな…!
らっだぁは乾いた笑いをする
あんまり本読んだりするのは得意じゃないのかな?
私は早速本棚へ向かう
自分の身長の3倍はありそうな高さに、
怯みとワクワクを感じる
本を読むのは昔から好きだ
暇つぶしにはもってこいだし、
その世界に没頭して現実逃避もできる
私は小さめな階段みたいなのに乗って上の段も見る
私は一つの小説に目を止める
お気に入りの作家さんのだ…!
そう思い、手を伸ばす
と、横から伸びた誰かの手と当たる
私達は驚いて、お互いすぐ手を引っ込める
勢いで転びそうになるが、なんとか耐える
と、頭を下げて謝ってくる
その人は身長が高く、ボブくらいの赤い髪だ
一瞬女性だと思ったが、声を聞いてすぐに男性とわかる
私達はお互い顔を見合わせる
と、吹き出す
私達は共通の話題があることで盛り上がる
少し経つと、いつのまにかお互いタメ口になっていた
ガタッ
ん?何の音だろう
すると相手の顔が青ざめていく
その人は私を覆い被さるように倒れ込む
バサバサッ、ガタッ
周りを見ると本が幾つか落ちてきてたようだ
この人はこれを見て庇ってくれたんだ…
お互い安堵の息を吐く
その人____レウはパッと顔を明るくして言った












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!