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第1話

episode1-1
115
2026/01/03 10:00 更新



あなた
青奈ちゃーん、助けて泣泣
あなた
数学追試なっちゃったから、私の分まで当番決めてきて欲しい〜泣泣

青奈
えー!!一緒に行って決めようって言ったじゃーん、、



高校2年生になって1週間が経ったある日の放課後。
私は半べそかきながら親友の青奈に泣きついていた。
理由は至って単純で、学期が始まると共に行われた最初のテストで、見事に赤点を取ってしまったのだ。
私は数学が大のつくほど苦手で、

高二の初めにもかかわらず、

これが何回目の赤点で何回目の追試なのかわからない。
もはや追試の常連客すぎて授業で教わっていない数学の先生にも認知されているし、

赤点を取って追試になった時のショックや喪失感も、回数を経る毎に薄れていった。


だけど、今日だけは違う。

なんでって???


図書委員会の集まりがあるから!!!

今日は大事な大事な初回の委員会。

つまり、誰が何曜日のいつ図書館の当番をするか?を決める日。
私がわざわざ任期1年の図書委員に入ったのは、

青奈ちゃんと二人で当番になれば、一緒にいられる時間が増えるから。

これは青奈ちゃんと二人で話して、天才じゃない?!天才だよね!!

と秒速で決まったものだった。


まあ対して偏差値も高くない高校で、わざわざ図書館に本を読みに来る人なんてそんなにいないから、単に楽そうっていうのもあったけれど。

でもそんなことはどうでもいい!!!

大事なのは、私が追試によって図書委員に参加できなくなったことで、青奈ちゃんと同じ当番になれる確立がグッと下がるということ!!

だってそうじゃん??

いない人なんて、適当に空いているところに埋め合わせられて終わりじゃん??
私が今1番恐れているのはこれなんですよ。
青奈
追試で来られない人が沢山いることを祈るしかないね。
青奈
他の学年も追試あるとかで
あなた
他人の不幸とかあまり願いたくないけどわたしもそう思う……
青奈
ふふw優しいフリして悪魔じゃん、1番タチ悪いやつ

項垂れる私をみて青奈ちゃんが笑う。

青奈
それで、曜日と時間帯の希望はある??
あなた
ううん、ない
あなた
青奈ちゃんと一緒だったらいつでも
青奈
え、なにそれかわいい
青奈
まーまかしといてよ、絶対同じ当番勝ち取ってみせるからさ、
あなた
うー、、頼もしすぎる
青奈
ちゃんと追々試回避するんだよ、わかった?
あなた
まあ、、できるだけのことはする


きっと青奈ちゃんなら大丈夫。私達が同じになれるように、うまくやってくれるだろう。
私も追々試回避出来るように頑張ろう…………











こんにちははじめまして!北 湊です (👍🏻ᴖ ·̫ ᴖ )👍🏻
知らない人の方が多そうな別作品で言ってた新作、これです☝🏻📖
なんか最近第何波目?ってくらいのプリ小説再燃がきまして。受験生なんですけど。。
ということで完結するビジョンは見えているので‼️

完結を目標に頑張っちゃおうかなとദി >⩊<︎︎ ͡ 𐦯 𐒡 ྀི
ちなみにすーんごい長くなる予感です。パパっと完結させたいですね。
というわけで完結目指して頑張ります!これはなんかできそうな予感なので(何回目❓)

是非お付き合いください🥹💖

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