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第1話

 Prologue
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2026/03/22 02:00 更新


呪力と個性は交わらない。それは誰もが知っている。
呪力は、可視化出来ない幻のもの。
個性は、とことん具現化されたもの。

対局に位置するそれは相互不可侵で。
術師は例外なく無個性で、個性保持者は必ず非術師。

______ その筈、だったのにね。
五条あなた
よく分かったね。お兄ちゃん

六眼の妹。

御三家の中でも取り分け崇高な血筋の娘。

にも関わらず、殆ど呪力を持たない落ちこぼれ。
五条悟
当たり前だろ。僕はあなたの兄なんだから

4歳の誕生日、個性が出現した。

術師で最強と謳われた兄と、全く同じ遺伝子なのに。
この家で個性を持つ者は、双子や猿を超える吉兆で。

お兄ちゃん以外、家の者は忌み子の私を嫌ったし、
上層部は、猿で有りながら呪いを操る私を否定した。
五条あなた
そう。… ねぇ、何でだと思う?

何で、雄くんも理子ちゃんも傑くんも死んだのに。
上の人達は全員、今も生き続けてるのかな。

街を壊して呪いを生んで、何回も人を傷つけたのに。
ヴィランは死刑にならないで、生かされてるのかな。
五条あなた
 " 最強 " な五条の当主さま。私が間違ってると言いきれる?

全部、因果応報だよね。

これは正義なんだよ、お兄ちゃん。

あははっ。少女は、乾いた笑い声を溢す。
五条あなた
復讐?まさか。これは天災だよ
 

____ 大嫌いだよ大好きだったよ、皆。だから私を止めないで。
 

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  【 凶 】

   ①わざわい。運がわるい。⇄ 吉

   ②心がわるい。人を傷つける。

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