ゾム様がトントン様に
説教されているのを横目で見ながら
台所へと向かおうとすると、
鬱様が声をかけてきた。
鬱様の言葉を聞き、机に目をやると
気持ちよさそうに寝ているチーノ様の姿があった。
お皿を洗いながら鬱様と雑談をする。
「テンションについていけない」と聞いて
真っ先に頭に思い浮かんだのは、
今朝のゾム様の姿だった。
確かに、普通の国の秘書よりかは
幹部様の説得等、仕事量が多いかもしれない。
さす鬱…と思いながらお皿を洗っていると、
インカムから統領様の声が聞こえた。
パパっと手についた泡を洗い流し、
何事だろうと思いながら統領室へと向かった。













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。