第20話

第13話
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2023/05/13 06:42 更新
灰原
......
何やら無言でノートを書いていた
快斗
(ほっ......流石にね?哀は真面目だからな、良かった)
その様子にホッとしたが、明らかに黒板に書かれている文字と灰原のノートに書かれている文字数が違う
快斗
(ん?)
嫌な予感がして、そっと灰原のノートを盗み見ると
快斗
(!?)
異常な程の数式と化学式と英単語がビッシリとノートの1番上から下まで書かれていた
快斗
(何やだ、この子怖いッッッッッッッ!!!)
あまりにも恐怖で快斗は一瞬体が震えた
快斗
(え、何書いてんの?え、怖いよ?)
灰原は元々科学者なので、この苦痛な時間をきっと薬や実験の為に考える時間にしているんだと快斗は理解する、
しかし赤の他人が見たら怖いのには変わらない
快斗
(コナンや哀だけで他の子はちゃんと授業受けてるんだよな?)
灰原やコナンが異常なのか自分が異常なのか分からなくなってきた
快斗
(いや、少なからず自分も異常か......と、歩美ちゃんはちゃんと授業受けてるな)
パッと目に入った歩美を見るとやはり本物の小学1年生だからかしっかり授業を受けていた
小林先生
じゃあ、この問題が分かる人!
子供達
はぁ〜い!
光彦
はい!
快斗がぼんやりと職業病の人間観察をしている中で授業はどんどん進んでいく
小林先生
じゃあ光彦君!
光彦
はい!〜〜です!
小林先生
うん、正解!
光彦
簡単ですよ
問題に正解した光彦はドヤ顔で言う
快斗
(光彦は授業に積極的タイプ)
どこのクラスにでもいる真面目に授業で挙手して発表するタイプの人間みたいだ
快斗
(あれ?元太寝てね?)
元太
......zzz
元太は1時間目なのに机に突っ伏して涎を垂らして爆睡していた
快斗
(やっぱ元太はあぁいうタイプね)
授業中寝ているだけの元太を見ていると気が抜けてくる
しかし寝ている元太は少しすると
元太
......ガァー!...ガァー!...ガァー!...
小林先生
!?
子供達
快斗
......
これまた異常な程の、心配してしまう様な大きいいびきをかいた
小林先生
こら!元太君!授業中だよ!
小林先生が怒りながら元太の体を揺するが、当の本人は全く起きる気配がしない
光彦
元太君!起きて下さい!
元太
ガァー......ガァー......
小林先生
もぉ、困ったわねぇ
元太が起きなさ過ぎて、小林先生も困ってしまった
光彦
大丈夫ですよ!僕が元太君を起こしますから
小林先生
え?
自信満々にそう言う光彦に小林先生は戸惑う
光彦
元太君!起きて下さい!
元太
ガァー......ガァー......
普通に声をかけて揺さぶるがやはり起きない
しかし
光彦
うな重
元太
ガッ!!うな重!!......
光彦がうな重と耳元で囁くだけで元太は目覚めた
小林先生
元太
あれ......?
小林先生
元太君!
元太
うな重は......?
小林先生
そんな物はありません!!
元太
うわ!
小林先生
今は授業中です!
元太
す、すんません......
子供達
クスクスクス
先生に叱られて、寝起きの元太は混乱しながらもうな重が無いという事実と共にしょぼんと落ち込んだ
快斗
(いや、うな重で起きるって......そういや元太は極度のうな重好きだったな)
快斗は少年探偵団については詳しく調査済みだから、何となくは本人達の性格や行動パターンは把握している、
しかし、予想外の行動をする方が多いのは身に染みていた
快斗
(純粋な子供だって言われてるけど、コナンについてこれる時点で普通ではねぇよな......)
小林先生
もう元太君はちゃんと授業を受けようね?
元太
はい......
小林先生
じゃあ、これで授業を終わろうかな!日直さん
子供
ちゅ〜も〜く!
子供達
はぁ〜い!
子供
これで、1じかんめのじゅぎょうを、おわります!
子供達
おわります!
快斗
(はぁ、気が抜ける......)
この独特な挨拶はいつになったら慣れるのだろうか
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切りマジロー

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