第5話

Story 5
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2021/05/15 01:54 更新
冷蔵庫の中は思ってた通り、空っぽやった。



飲み物が何本かとエネルギーゼリーが数個だけ。






…料理好きやったはずなのにな。






よくシゲがあなたに作ってもらった弁当、自慢気に写真送ってきてたな。





…今は作る気にもなれないんか。







買ってきた食材をしまっていたら、冷蔵庫の奥にある小箱が目に入った。








…これって






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確か、事故にあう3日前やった。

その小箱を持ってシゲが俺んちにやってきたんは。




シゲ
俺、あなたにプロポーズしよう、思ってんねん
照史
だから、何で俺に報告するん?



あなたに告白すると言ってきた時以来、事あるごとにシゲは俺にあなたとのことを報告しにきていた。





あなたとどこに行った、デートの報告や、あなたの作ってくれたカレーが死ぬほど旨かった話など、ホントにどうでもええ事まで
シゲ
だって、照史はあなたの兄ちゃんみたいなもんやろ。
兄ちゃんにはちゃんと報告せんと



一度シゲにあなたを好きにならんかったのか、聞かれたことがあった。





…小さい頃から知っとんねん。妹みたいにしか見えへんわ。





俺はそう答えるしか、できへん。




でも、もしかしたら、あいつは俺の隠してた気持ちに気づいてたんやないか。





ふと、そう思った。









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